
MINI F55の中古ヘッドライト交換後に発生した点灯不良をコーディングで修理。ハイビーム異常・ロービーム異常を即日解決。


車両情報
車種 | ミニ ハッチバック(F55) クーパー(COOPER) |
初年度登録 | 2014年 |
都道府県 | 大阪府 |
中古ヘッドライト交換後に発生した点灯不良
今回は大阪府からご来店いただいた、2014年式ミニ ハッチバック(F55 クーパー)の修理事例です。
お客様は他店で中古の前期モデル用LEDヘッドライトへ交換された直後から、ヘッドライトが点灯しない不具合に悩まれていました。
メーターパネルとナビモニターには「左ハイビーム異常」「右ハイビーム異常」「右ロービーム異常」「左ロービーム異常」という4つの警告が同時に表示される状態。
これは単なる電球切れではなく、内部回路の仕様違いによるエラーが原因です。
📸 「左ハイビーム異常」「右ハイビーム異常」「右ロービーム異常」「左ロービーム異常」という4つの警告




ISTA診断で原因を特定
BMW/MINI専用診断機「ISTA」にて車両診断を実施したところ、警告と同じエラーコードが記録されていました。
前期型LEDヘッドライトは外観は同じでも、内部構造や配線仕様が複数存在します。そのため、見た目が同じでも適合しないヘッドライトを取り付けると、点灯制御が正しく行えず、今回のようなエラーが発生します。
📸 BMW/MINI専用診断機「ISTA」にて車両診断

ミニ ハイビーム異常の適合不良でもコーディングで解決
この症状はライコウで過去にも経験しているため、適切なコーディングを即座に施工。
車両側の制御データを、取り付けられた中古ヘッドライトに合わせて書き換えることで、ロービーム・ハイビームとも正常に点灯するようになりました。
プログラミングやソフト更新で元に戻ってしまう可能性はありますが、初回の再施工は無償で対応していますので安心です。
📸 コーディングで解決

📸 ロービーム・ハイビームとも正常に点灯



過去の類似事例も多数
今回のような「ヘッドライトは見た目が同じでも内部仕様が異なる」ケースは珍しくありません。
中古パーツを利用する場合は、適合確認と施工経験が豊富なショップに依頼することが重要です。
ライコウでは過去にも同様の症例を多数修理しており、ブログで詳細をご紹介していますのでぜひご覧ください。
→ MINI LEDヘッドライト修理事例一覧はこちら