
ALPINA 4シリーズクーペ F32 AppleCarPlayインターフェース装着。第3世代ナビ(NBT ID3)でもカープレイを楽しめます。既設の社外地デジはHDMI変換して再利用しました。


車両情報
車種 | ALPINA 4シリーズクーペ(F32) B4 |
初年度登録 | 2015年 |
都道府県 | 神奈川県 |
ALPINA B4 F32 AppleCarPlayインターフェースを装着
ALPINA B4(F32・2015年式 前期)は、第3世代ヘッドユニット(NBT ID3)が搭載されており、純正のAppleCarPlayを有効化することができません。
そのため、今回はAppleCarPlayインターフェースを導入しました。


インターフェースを経由することで、純正装備さながらの操作感とデザインを実現し、ワイヤレス接続でiPhoneのナビアプリや音楽アプリを楽しむことが可能になります。

操作は純正コントローラーを使ってメニュー遷移できるため、タッチパネル非対応であってもスムーズな操作性を確保しています。
さらに画面はフルスクリーン表示に対応しており、視認性は抜群。




音声入力についても純正マイクを利用できるため、目的地の検索や音声操作が自然に行えます。



接続方法や表示の違和感もなく、後付感のない仕上がりは多くのお客様にご好評いただいています。
また、このAppleCarPlayインターフェースはHDMI入力を備えており、Amazon Fire TV Stickなどを接続して動画コンテンツを楽しむことも可能です。
車内をより快適で便利にする大きなカスタムの一つといえるでしょう。




👉 過去の事例はこちらも参考にどうぞ:
AppleCarPlayインターフェース施工事例一覧
パイオニア製地デジチューナーをHDMI変換して再利用
今回の車両には、すでにパイオニア製の地デジチューナーが装着されていました。
従来はAVインターフェースを経由して映像・音声を取り込んでいましたが、今回のAppleCarPlayインターフェース導入に合わせて構成を見直しました。
AVインターフェースは撤去し、地デジチューナーのRCA出力をHDMIへ変換するユニットを新たに追加することで、AppleCarPlayインターフェースのHDMI入力に接続できるようにしています。


これにより既存の地デジチューナーも継続利用可能となり、チャンネル切替はリモコン操作で行えます。

既設の社外チューナーを活かしつつ、新しいシステムへ統合できる点は大きなメリットです。
「AppleCarPlayを導入したいが、既存のチューナーや外部入力をどうするか…」とお悩みの方に最適なご提案です。
既存資産を犠牲にすることなく最新機能を取り込めることで、コストを抑えつつ利便性を大幅に向上させられるのがこの方法の強みといえます。
ライコウでは多様な接続方法に対応できる技術を持ち、お客様の装着環境に合わせて最適解をご提案しています。
コーディング施工で利便性をさらに向上
AppleCarPlayインターフェースの装着とあわせて、今回は7項目のコーディング施工を実施しました。施工項目は以下の通りです。
- リーガルディスクレーマー非表示設定
- デイライト発光機能有効化
- デイライトメニュー項目追加
- デイライト時の発光輝度変更
- デイライト発光時に眉毛消灯
- エンジン始動時にアイドリングストップのオフ設定
- 後退時のライセンスランプ消灯設定
施工後はBMW/MINI専用診断機(ISTA)によるエラーチェックを実施し、正常動作を確認してからお引き渡しをしています。
さらに、万一ディーラーでのプログラミング作業などにより内容が元に戻った場合でも、初回の再施工は無償対応いたします。
AppleCarPlayによる快適なドライブ環境に加え、コーディング施工で日常使いの利便性も高められる点が今回の大きなポイントです。
お客様のご希望や使用スタイルに合わせたカスタム施工ができるのも、ライコウの強みです。
👉 車種別のコーディングメニューはこちら:
コーディングリスト