
BMW 4シリーズ F32 ナビブラックアウト&音無し症状を中古ヘッドユニット交換で修理。6か月保証付きで安心対応。


車両情報
車種 | BMW 4シリーズクーペ(F32) 428i |
初年度登録 | 2013年 |
都道府県 | 神奈川県 |
内部ショートによるヘッドユニット故障と症状の確認
今回ご入庫いただいたのは、BMW 4シリーズクーペ(F32) 428i 前期モデル。
神奈川県からご来店いただきました。
症状は「画面がブラックアウトし、ゴング音も一切鳴らない」というものでした。
ヘッドユニットが故障すると、オーディオやナビはもちろん、車両からの警告音も出なくなるため安全性にも直結するトラブルです。

ご来店時にはまず目視で状態を確認し、BMW専用診断機ISTAで診断を行いました。
その結果、ヘッドユニットとの通信が一切できない状態であることが判明しました。

さらに、ヒューズボックスから該当ヒューズを確認すると切れており、内部ショートによる故障と判断しました。

このようなケースでは新品交換が一般的ですが、費用が高額になりやすいため、ライコウではBMW純正中古ユニットを使用した修理プランをご用意しています。
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BMW純正中古ヘッドユニットへの交換と動作チェック
事前に在庫しているBMW純正中古ヘッドユニット(NBT ID3)へ車台番号や認証コードをインストールし、プログラムや地図データを最新バージョンにアップデート。

4時間以上の動作チェックを経て、準備を整えたうえで施工に臨みました。

交換作業後、エンジンを始動するとブラックアウトしていたモニターに無事メニュー画面が表示され、ゴング音も復活。
続いて、CD/DVD、Bluetooth、USBオーディオ、ナビゲーション、バックカメラなど主要機能の動作を確認しました。基本的な動作はすべて問題なく機能し、お客様にも安心いただける状態となりました。









ただしラジオについてはFM受信が不安定、AMは全く入らない状態。

ISTAで詳細診断を行ったところ、ヘッドユニットとアンテナアンプまでは正常通信できているものの、アンテナアンプからアンテナまでの断線が確認されました。


リアに配線されていたドラレコ取り付けの影響で、フィルムアンテナやアンテナ線にダメージが加わった可能性が高いと判断し、その旨をお客様にご説明いたしました。

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ライコウ独自の保証と安心のアフターフォロー体制
ライコウではヘッドユニットの在庫をID3~ID6まで複数確保しており、全て事前に動作確認を行なったうえで管理しています。
中古ユニットでありながら6か月保証を設けており、万が一不具合が発生した場合も安心してご相談いただける体制を整えています。
こうしたアフターフォローを評価いただき、一般ユーザー様はもちろん、業者様からのご依頼も数多くいただいております。
なお、交換作業後には専用診断機(ISTA)でエラーチェックと消去を行い、正常に通信できる状態でお車をお返ししています。
今回のように「ナビブラックアウト」や「ゴング音が鳴らない」などの症状が出た場合、まずはヘッドユニット内部ショートの可能性を疑う必要があります。
ライコウでは診断から修理、再設定までワンストップで対応可能ですので、ぜひご相談ください。
👉 施工事例の詳細はこちら:ヘッドユニット修理カテゴリ