
MINI クロスオーバー F60 カープレイ施工。認証コード方式で有効化し、フルスクリーン化とAndroidミラーリングも実現。


車両情報
車種 | ミニ クロスオーバー(F60) クーパーSD(COOPERSD) |
初年度登録 | 2019年 |
都道府県 | 神奈川県 |
認証コード方式でカープレイ有効化
今回ご紹介するのは、2019年式ミニ クロスオーバー(F60) クーパーSD前期モデルへのApple CarPlay有効化施工です。
神奈川県内からご来店いただきました。
前期モデルのF60は純正オプションでCarPlayが設定されていない車両が多く、またディーラーでの後付対応も行われていないため、オーナー様からのご相談が非常に多い作業です。
ライコウでは、認証コードを用いた方式でCarPlayを有効化しています。
一般的なコーディングや診断機では有効化できないため、専用の施工用ツールを使用。
さらに、車両側にWi-Fiアンテナが未装着の場合には、純正新品のWi-Fiアンテナをヘッドユニットへ追加装着します。
これによりiPhoneをワイヤレスで接続可能となり、ケーブルレスで快適にCarPlayをご利用いただけます。


施工後は純正モニターにApple CarPlayが表示され、iPhoneのマップやGoogleマップ、音楽アプリ、メッセージアプリなどを画面タッチ操作で活用可能です。
地図アプリは常に最新データを取得できるため、純正ナビのように地図更新を行う必要がありません。
また、音楽アプリではモニターにプレイリストが表示され、ドライブ中でも直感的に選曲できる点も大きなメリットです。
CarPlay有効化によって、ミニの運転環境が格段に便利で快適になります。
CarPlayの施工事例はライコウのCarPlay有効化ブログ特集ページでも多数ご紹介しています。
カープレイをフルスクリーン化するコーディング
前期モデルのF60では、標準の状態だとCarPlayは2/3画面での表示となり、左右に余白が生じてしまいます。
そのため、地図アプリの画面が小さく見づらいという不満を抱えるオーナー様も多いのが実情です。
今回のお車は、ヘッドユニットのHMIバージョンが条件を満たしていたため、コーディングによるフルスクリーン化が可能でした。
専用のコーディングツールを用いて設定を変更し、モニター全体にCarPlayを拡大表示できるように施工しました。


フルスクリーン化後は、画面全体を活用して地図アプリを表示できるため、ルート案内や交差点の情報が圧倒的に見やすくなります。
特に長距離ドライブや知らない土地を走行する際には、視認性の向上が安全性にも直結します。
また、動画や音楽アプリの操作画面も大きく表示されることで、利便性も飛躍的にアップ。


CarPlayフルスクリーン化は、通常のディーラー施工では対応不可なカスタマイズですが、ライコウではこれまで数多くの施工実績を持ち、安心してご依頼いただけます。
お客様からも「純正のモニターがここまで使いやすくなるとは思わなかった」と高評価をいただいています。
アンドロイドのスクリーンミラーリング有効化
CarPlayに加え、今回はアンドロイド端末のスクリーンミラーリング機能も有効化しました。
これにより、アンドロイド端末をワイヤレスで接続し、純正モニターにスマートフォンの画面をそのまま表示可能になります。
YouTubeなどの動画視聴、WEBブラウザでの検索、SNSの確認など、幅広い用途に対応できるため、車内でのエンターテインメント性が大幅に向上します。
ライコウでは施工後の動作確認にファーウェイ製のタブレットを使用しており、安定した接続を確認しています。



ただし、注意点としてアンドロイド端末には相性問題が存在します。
日本国内メーカーのスマートフォンでは接続が成立しない場合が多く、海外製のアンドロイド端末でのみ安定した通信が可能です。
そのため、ご利用予定の端末が対応するかどうかは事前に確認が必要となります。
ミニF60のように前期モデルでは最新のインフォテインメント機能が制限されているケースがありますが、ライコウの施工によってiPhoneもAndroidも快適に利用できる環境が整います。
普段からYouTubeや音楽アプリを楽しむ方には特におすすめの施工です。