
MINI F56 LCIテールライトのトラブル。前期モデルにLCIユニオンジャックテールを正規配線&コーディング施工。警告解消と安定点灯を実現。


車両情報
車種 | ミニ ハッチバック(F56) クーパーSD(COOPERSD) |
初年度登録 | 2017年 |
都道府県 | 兵庫県 |
F56 LCIテールライト配線作業と正規コーディング施工
今回ご入庫いただいたのは、兵庫県からお越しのお客様の2017年式MINI F56 クーパーSDです。
ご購入時点で既にLCIモデルのユニオンジャックテールライトが装着されていましたが、ディーラーでプログラミングが行われた後から「ブレーキライト異常」の警告が点灯し、エンジン始動時にウインカーやブレーキライトがフラッシングしてしまう症状が発生していました。
お客様はこの状態に不安を感じられ、ライコウへご相談くださいました。


現車を確認すると、確かにミニ純正ユニオンジャックテールが装着されていましたが、前期モデルにLCIテールを装着する際に必須となる配線入れ替え作業が行われていないことが判明。
さらに、コーディングも単純に「球切れチェックキャンセル」が行われただけで、正しくテールライト制御の設定がなされていませんでした。
そのため、点灯時にフラッシングが発生し、エラー警告が出る状態になっていたのです。
ライコウでは、F55/F56/F57のユニオンジャックテール施工を500台以上の実績で積み重ねており、配線作業やコーディング手順は完全に確立しています。
今回も純正準拠の方法で配線を正しく入れ替え、専用ツールを用いて正規のコーディングを施工。



結果、フラッシングや警告表示は一切なくなり、ユニオンジャックテールライトが安定して点灯するようになりました。
また、プログラミングが実施された際に設定が初期化されないよう対策も行っているため、今後は安心してお乗りいただけます。


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LCIテールライト後付施工事例一覧
コーディング施工で利便性をさらに向上
今回の作業では、LCIテールライトの正規施工に加えて、追加で「エンジン始動時にアイドリングストップをオフにするコーディング」も行いました。MINIやBMWはエンジン始動時に自動でアイドリングストップがオンになる仕様ですが、停車の度にエンジンが停止することに不快感を覚えるオーナー様は少なくありません。
そのため、毎回手動でスイッチをオフにしている方も多いのですが、この設定をコーディングで変更することで、エンジン始動時から常にオフ状態にでき、利便性が大幅に向上します。

ライコウのコーディング作業はすべて専用ツールを使用して行っています。
ディーラーの診断機では変更できない細かな設定変更が可能であり、施工後にはBMW/MINI専用診断機「ISTA」を用いてエラーチェックを実施。
施工前後の状態を確認し、トラブルがないことを保証したうえで納車いたします。
さらに、万が一ディーラーでプログラミングが行われて設定がリセットされた場合でも、初回再施工は無償対応しております。
また、コーディングは車両ごとの仕様や製造年月によって施工可否が異なるため、事前に確認が必要です。
これまで数多くのMINI・BMWに施工してきた経験と知識があるライコウだからこそ、適切な判断と確実な作業が可能です。
お客様にとって日々の使い勝手を向上させるカスタムとして、非常に人気の高いメニューのひとつとなっています。
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ライコウのコーディングメニュー一覧
強調ポイント
- MINI F56前期モデルにLCIユニオンジャックテールを正規手順で装着
- 配線入替と正規コーディング施工によりトラブルを完全解消
- 500台以上の施工実績で裏付けられた確実な作業
- プログラミング後も設定が消えないよう対策済みで安心
注意点・留意事項
- コーディング作業は専用ツールを使用(ディーラー診断機では不可)
- BMW/MINI専用診断機「ISTA」で車両診断・エラーチェックを実施
- ディーラーでプログラミングが実施されると設定が初期化される場合あり(初回再施工は無償対応)
- 適合や施工可否は車両ごとに異なるため、事前確認が必要