
BMW F82 M4にSLIPLO製バンパースクレープガードを装着。カーボンリップを縁石や段差から守る必須アイテムです。


車両情報
車種 | BMW 4シリーズクーペ(F82) LCI M4 |
初年度登録 | 2020年 |
都道府県 | 愛知県 |
M4 F82 スポイラー保護にSLIPLO製バンパースクレープガードを装着
愛知県からご来店いただいたBMW 4シリーズクーペ (F82) M4 LCI に、フロントリップスポイラーを守るため SLIPLO(スリプロ)製バンパースクレープガード を装着しました。
F82 M4は低重心かつアグレッシブなエアロデザインが特徴ですが、日常的に駐車場のスロープや縁石でフロント下部を擦るリスクが非常に高い車種です。
特にカーボン製リップスポイラーを装着している場合、その一度の接触が致命的な損傷につながることも少なくありません。

SLIPLOはもともとアメリカの除雪車のブレードに採用されるほどの耐久性を誇る素材を使用しており、高い耐摩耗性と柔軟性を兼ね備えています。
さらに特殊な形状設計によりボディへのフィット感も良好で、装着後も見た目に大きな変化がない点が魅力です。

「見えない部分で確実に守る」という安心感は、一度でもリップを傷つけた経験のあるオーナー様には特に響くはずです。
今回もリフトアップ後に位置を確認しながら貼り付けを行い、純正リップのシルエットを損なわずにしっかりと保護機能を発揮する施工を実施しました。
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SLIPLOバンパースクレープガードの特徴とメリット
SLIPLOの最大の特長は、強靭さと柔軟性の両立です。一般的なガード類は硬すぎると割れてしまい、柔らかすぎると摩耗が早いという欠点がありますが、SLIPLOはその中間を的確に抑えています。
素材は「ポリウレタン」をベースとした特殊樹脂で、縁石やスロープと接触した際に衝撃を逃がしつつ摩耗にも耐えます。また、両面テープによる装着方式のため、穴あけ加工が不要で純正状態を維持したいオーナー様にも安心です。

さらに、表面は滑りやすい処理がされているため、接触しても引っ掛かりにくく、バンパーへの負荷を最小限に抑えます。デザイン面でも厚みが抑えられているため、スポイラー下部に貼っても外観に影響を与えず、下から覗き込まない限り目立ちません。
こうしたメリットから、特にカーボンリップやエアロ装着車両のオーナー様には装着を強く推奨できるアイテムです。今回のM4でも、カーボンリップスポイラーの形状に沿って綺麗に貼り付けが完了し、将来的な飛び石や段差によるダメージを大幅に軽減できる仕様となりました。
注意点と施工時のポイント
SLIPLO装着にあたってはいくつか注意点があります。まず、装着面の脱脂処理を入念に行うこと。両面テープ固定のため、油分や汚れが残っていると剥がれの原因になります。そのためライコウでは施工前にアルコールクリーナーを用いて徹底的に表面処理を実施しています。
また、装着位置の確認も重要で、リップ下部の角度や湾曲に合わせて少しずつ圧着しながら貼り付ける必要があります。直線的に貼ろうとすると端部に隙間ができやすくなるため、柔軟性を活かして曲線にフィットさせるのが施工のポイントです。
さらに、気温が低い季節にはテープの接着力が弱まるため、施工後に加熱処理を施すことで長期的な固定力を確保します。最後に、ガードを装着したからといって無理に段差へ突入して良いというわけではありません。あくまで「万一のダメージを軽減する保険」としてお考えいただくと安心です。
リップやバンパーの高額修理費を考えると、わずかな投資でそのリスクを減らせるのは大きなメリットです。特にF82 M4のようなハイパフォーマンスモデルには、SLIPLO装着は必須級のカスタムといえるでしょう。