
BMW 3シリーズ F31 ナビ故障の原因は内部ショート。ナビブラックアウトを中古ヘッドユニット交換で修理。即日対応・6か月保証付きで安心。


車両情報
車種 | BMW 3シリーズツーリング(F31) LCI 320d |
初年度登録 | 2016年 |
都道府県 | 京都府 |
純正ナビがブラックアウト!ヘッドユニット内部ショートの症状確認
今回ご紹介するのは、BMW 3シリーズツーリング(F31・2016年式・320d LCI) のナビ故障修理です。
ご相談内容は「純正ナビ画面がブラックアウトして一切操作できない」というもの。
バックカメラも映らず、ゴング音すら鳴らない不便な状態に陥っていました。
診断を進めたところ、第4世代ナビ(EVO ID4)のヘッドユニット内部でショートが発生し、ヒューズが切れていることが判明しました。



BMWやMINIでは、このようなブラックアウトは珍しくなく、ナビ本体の基盤不良やショートが主原因となるケースが多いです。

ただし原因は1つではなく、社外製のTVキャンセラー装着による不具合、モニターとの接続ケーブル不良、モニター自体の故障など様々な可能性も考えられます。
そのため、現車での症状確認と原因特定が非常に重要です。
原因を誤ると無駄な修理や部品交換になってしまう恐れがあるからです。
中古ヘッドユニットを事前準備し、車台番号や認証コードを登録
今回の修理では、ライコウが独自に調達したBMW純正中古ヘッドユニット(EVO ID4)を使用しました。
お客様から事前に「画面ブラックアウトで動作しない」とご連絡いただいていたため、事前に交換用ユニットへ以下の作業を済ませておきました。
- 車台番号(VIN)の登録
- 正規ルートの認証コードインストール
- プログラムの最新版への更新
- 地図データの最新化

このように事前準備を行なっておくことで、ご来店当日の作業をスムーズに進めることが可能です。
現車で不具合の確認を行ったうえで、すぐに交換作業に着手できました。
ヘッドユニット交換作業と動作チェック
故障していたヘッドユニットを取り外し、事前に準備しておいた中古ユニットへ交換。
エンジンを始動すると、モニターにBMWの起動画面が映し出され、無事にシステムが立ち上がりました。

その後は入念に動作チェックを行います。
- ナビゲーションのルート案内
- CD/DVD再生
- Bluetoothオーディオ接続
- ラジオ受信
- バックカメラ映像






すべての機能で正常動作を確認できました。
作業時間は原因特定から交換・動作確認まで 約2時間以内 で完了。
お客様には当日中にお返しでき、大変ご満足いただけました。
便利な3項目のコーディング施工も同時に実施
ヘッドユニット修理とあわせて、お客様からご要望をいただいた3項目のコーディング施工も行ないました。
- デイライト発光機能の有効化
通常、日本仕様では未設定のことが多いデイライトを点灯可能にしました。安全性向上や欧州テイストの演出に役立ちます。 - デイライトメニュー項目の追加
iDriveメニューでデイライトのON/OFF切り替えが可能となり、用途やシーンに応じて自由に選択できるようになります。 - エンジン始動時にアイドリングストップを自動オフ設定
毎回ボタンを押してオフにする手間を解消。エンジン始動後は自動的にアイドリングストップがオフ状態から始まるように設定しました。



これらのコーディング施工は、お客様のライフスタイルに合わせた利便性の向上に直結する人気メニューです。
👉 車種別コーディングリストはこちらからご確認いただけます
ライコウ独自のアフターサービスと修理実績
ライコウでは、調達した中古ヘッドユニットを必ず入念に動作チェックしたうえで使用しており、独自に6か月の保証 を設けています。
中古パーツを使用した修理であっても安心してご依頼いただける体制を整えています。
こうした対応をご評価いただき、すでに100台以上のヘッドユニット修理実績があります。
また、初回の再施工が必要な場合は無償対応いたしますので、ディーラーで「アッセンブリー交換しかできない」と言われた方や、修理コストを抑えたい方からのご相談も数多くいただいています。
過去のヘッドユニット修理事例も掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
👉 ヘッドユニット修理事例ブログ一覧はこちら
注意点・留意事項
- コーディング作業には専用ツールを使用(ディーラー診断機では不可)。
- 車両診断やエラーチェックはBMW/MINI専用診断機ISTAを使用。
- プログラミング作業などで一部設定が元に戻ることがあります(初回再施工は無償)。
- 認証コードは正規ルートでインストールし、安全に施工しています。