BMWモトラッド R18 油温表示を有効化|ツーリング中の愛車状態を見える化

BMW R18 油温表示を追加。メーターパネルに表示される項目が増え、愛車の状態管理を強化し、ツーリングの安心感を向上。

BMW モトラッド R18(K35)
BMW モトラッド R18(K35)

車両情報

車種BMW モトラッド R18(K35)
初年度登録2021年
都道府県福島県

福島県からご来店のBMW R18(K35)

今回ご紹介するのは、福島県からお越しいただいたお客様のBMW Motorrad R18(K35)です。
R18は大型ボクサーエンジンを搭載したBMWモトラッドのフラッグシップモデルで、その重厚な鼓動感とクラシカルなスタイルが魅力の一台。
しかし、純正状態ではメーターパネルに油温が表示されず、ライダーがエンジンの温度状態を把握することができません。

ツーリング中にエンジンオイル温度を確認できないことは、空冷エンジン特有の熱管理を考えると少々不安な要素。
そこで今回は、ライコウ独自のコーディング技術を用いて メーターパネルに油温表示を追加 しました。

メーターパネルに油温表示を有効化

R18のメーターには、標準で「燃料残量可能走行距離」や「バッテリー電圧」などの情報がMY MOTORCYCLEメニューに表示されます。
今回の作業では、その項目に 油温情報を追加表示 できるようにコーディングを実施。

「燃料残量可能走行距離」や「バッテリー電圧」などの情報がMY MOTORCYCLEメニューに表示

油温データを読み取り可能な項目を有効化し、メニュー内に新しい表示項目を追加しました。

R18 油温情報を追加表示

油温が確認できるようになることで、ライダーはエンジンの温まり具合を見ながら走行を開始でき、
長距離ツーリング中でも高温状態の早期発見やメンテナンスの目安把握に役立ちます。
特に夏場や渋滞時など、空冷エンジンにとって過酷な状況下での安全性向上につながる大きなメリットです。

専用ツールによる安全な施工と再施工サポート

今回の油温表示追加は、BMW Motorrad R18専用にチューニングした コーディングツール を使用して施工しています。
BMW正規ディーラーで使用する診断機(ISTA)では設定変更できない領域にアクセスするため、作業は高度な知識と設備を必要とします。

ライコウでは、施工前に必ず ISTAによるエラーチェックと診断 を実施。
コーディング内容は純正ECU設定を基準にしており、安全性や信頼性を損なうような改変は一切行いません。

また、万が一ディーラーでのプログラミングやアップデートにより設定が初期化された場合でも、
初回の再施工は無償対応 とさせていただいております。
これは、ライコウがすべてのコーディング作業に責任を持って対応している証でもあります。

ライコウだから実現できるBMW Motorradコーディング

BMW Motorrad R18のような二輪モデルへのコーディング対応は、国内でも非常に珍しい事例です。
ライコウではBMW・MINIだけでなく、BMW Motorradの車両制御構造についても解析を進めており、
四輪同様のレベルでの診断・カスタマイズ対応が可能です。

今回の油温表示有効化のように、ライダーの安全性や快適性を高めるコーディングメニューを今後も拡充予定。
「R18で油温を確認したい」「走行データをもっと活用したい」といったご要望がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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