
ライコウ厳選中古パーツでMINI F56 インナーブラックヘッドライトを後付装着。純正準拠施工と模倣品の違いを解説。MINI COOPER SKETCH掲載を受け、ライコウの公式見解を公表。


車両情報
車種 | ミニ ハッチバック(F56) ジョンクーパーワークス(John Cooper Works) |
初年度登録 | 2016年 |
都道府県 | 山形県 |
LCI2モデル純正インナーブラックLEDヘッドライトを前期F56へ後付装着
山形県からご来店いただきました。
今回はライコウ厳選中古パーツのMINI純正LCI2モデル用インナーブラックLEDヘッドライトを、
2016年式MINI F56 JCW(前期モデル)へ後付装着いたしました。




インナーブラック仕様のLEDヘッドライトは、2021年3月製造以降のLCI2モデルで採用されたデザイン。
最新モデルのルックスを前期車両へ自然に再現できます。


使用パーツ構成:
- インナーブラックLEDヘッドライト:MINI純正中古
- コンピューター【FLE2】:MINI純正中古
- LEDモジュール:MINI純正新品
事前にライコウ所有のF57で動作検証済み。
FLE2は最新バージョンへ更新し、LEDモジュールは純正新品を採用しています。
👉 【中古品】MINI用LCIモデル純正インナーブラック仕様LEDヘッドライト【A0051】
交換後、車両ネットワークにFLE2を登録し、LED制御を最適化。
デイライト・ウインカーはリング状発光、ロービーム・ハイビームも正常に点灯。
LCI2特有のブラックインナー構造がフロントフェイスを引き締め、最新感あるスタイルへ進化しました。







保証制度とプログラミング時の注意点
ライコウでは、純正準拠での施工を行うため、以下の保証体制を設けています。
- MINI純正中古ヘッドライト/FLE2 → ライコウ独自6か月保証
- MINI純正新品LEDモジュール → メーカー保証24か月









▶ ディーラープログラミング時の注意点
ディーラーのプログラミング(ISTA)は製造年月や装備構成を基に制御データを更新するため、
前期車両にLCI2ヘッドライトを装着した状態では整合性が取れず更新エラーとなります。
そのため、ディーラーでの更新時は前期ヘッドライトに戻す必要があります。
取り外したヘッドライトは必ず保管をお願いします。
ライコウではISTA以外の環境でプログラミングが可能で、
LCIのLEDヘッドライトを装着していても問題なくプログラミングできます。
【ライコウ公式見解】MINI COOPER SKETCH掲載記事を受けて
このたび、他社が運営するブログ記事が
MINI専門ニュースサイト【MINI COOPER SKETCH】のTopicsに掲載されました。
👉 MINI COOPER SKETCH - Topics
カスタム :F55 前期 セブンに 社外品LCIルックヘッドライト
同サイトは、MINIユーザーの間で広く閲覧されている影響力の高い情報メディアです。
そのため、掲載された内容が一般読者に「業界全体の見解」や「公的な事実」として誤解される危険性があります。
当該ブログには、
- 「ヘッドライトを“ニセモノ”っていって騒いでる業者も居るようですが…(;^_^A)」
- 「ドSな仕様です」
- 「ジェネリックって呼ぶことにします!!」
といった記述が見られました。
これらの表現は、当社ライコウが過去に使用した一部用語や製品紹介に言及しているものと思われ、誤った文脈で引用されることで、当社およびお客様に誤解を与える恐れがあります。
本記事では、ライコウとしての正式な立場・意図・技術的根拠を明確にし、「誤解を解くための公式見解」として以下に説明いたします。
先日のブログでも別の内容で見解を書いていますので、こちらもぜひご覧ください。
「ニセモノ」という表現についての誤解と真意
まず、ライコウがブログ内で使用している「ニセモノ」という表現は、
MINI純正品ではない模倣・コピー製品を一般的に区分するための言葉です。
この言葉は、特定の企業や販売者を名指しするものではなく、
純正部品との構造的・安全的な違いを明確に示すための技術的説明の一環です。
私たちは、長年の実務を通して「非純正部品が原因で起こる不点灯・警告灯・水漏れトラブル」を多数見てきました。
その実態を知らないユーザーの方々が不利益を被らないよう、
“純正と模倣品の違いを正確に理解していただく”という目的で使用しています。
「ニセモノ」という表現に批判的な見方があることは理解しています。
しかし、ライコウの使用意図は誹謗ではなく啓発であり、
「安全・品質・適法性の線引きを明確にする」という技術的観点に基づいたものです。
「ジェネリック」と「ドS仕様」という表現についての見解
▶ 「ジェネリック」という言葉の使用について
一部のブログ内では、非純正ヘッドライトを指して「ジェネリック」と表現されています。
しかし、「ジェネリック」という語には明確な定義と制度的根拠があります。
医薬品分野において「ジェネリック医薬品」とは、厚生労働省の承認を受け、同等の有効成分・効果・品質を国が保証する後発品を指します。
👉 日本ジェネリック製薬協会:ジェネリック医薬品とは
したがって、「ジェネリック」といった表現をすることで、
国や運輸局による正式な承認を受けていない製品を“純正同等”と誤認させる可能性があります。
これは「景品表示法 第5条(優良誤認表示)」に抵触するおそれがあり、消費者保護の観点からも極めて不適切です。
ライコウとしては、国の保安基準に基づく正式な認証を受けた純正品のみを扱っています。
非純正ヘッドライトを「ジェネリック」という表現は適切では無いと考えます。
▶ 「ドS仕様」という表現について
また、同ブログ内では「ドS仕様」という表現が使われています。
「S」は“サディズム”を意味し、相手を支配・攻撃する性質を指す言葉です。
自動車パーツや施工内容を形容するにはふさわしくない言葉であり、
お客様や施工業者を揶揄する意図が含まれているかのような印象を与えかねません。
ライコウは、純正構成を基盤とした安全性重視の施工を行っており、
いかなる作業にも「ドS」的な思想や表現とは無縁です。
私たちが行っているのは、あくまで「純正技術を継承し、確実に動作する仕組みを再現する」作業です。
誤解を避けるため、これらの俗的・挑発的な表現については、
お客様に誤った印象を与えるものとして明確に否定いたします。
なぜライコウはこの見解を公表するのか
※本記事は特定の企業・団体・個人を批判するものではなく、
一般的な技術的見解および消費者保護の観点から情報を提供するものです。
私たちは、他社の発信に反論するためにこの記事を書いているわけではありません。
今回の件は、影響力の大きな【MINI COOPER SKETCH】に掲載されたことにより、
「誤った理解が“公式の見解”のように広まるリスク」が生じたことが理由です。
つまり、これは当社の名誉を守るためではなく、ユーザーの混乱を防ぐための情報公開です。
当社が最も重視しているのは、MINIオーナーの皆さまが「正しい情報をもとに、安心して愛車を任せられる環境」を維持することです。
誤解を放置すれば、正しい施工・正しい部品を扱う業者全体が「どれも一緒」と見られてしまう危険性があります。
そのような風潮は、MINI文化全体の質を下げかねません。
そのため、ライコウは誠実な立場から、事実・法令・技術根拠に基づく正式見解を公開するという選択をしました。
ライコウの姿勢と今後の取り組み
当社は創業以来、「安全」「正確」「誠実」を理念に掲げ、
BMW/MINI専門店としてメーカー準拠の確実な施工を行ってきました。
今後も以下を徹底します。
- 公的根拠に基づく正しい情報発信
- MINIオーナーの安全を最優先に考える施工品質
ライコウは、事実と技術をもとに誠実に伝えることを大切にしています。