
MINI F56 STOP&GO機能を有効化。ACCが30km/h以下でも前車追従が可能になり、渋滞時の快適性が大幅向上します。


車両情報
| 車種 | ミニ ハッチバック(F56) LCI ジョンクーパーワークス(John Cooper Works) |
| 初年度登録 | 2019年 |
| 都道府県 | 神奈川県 |
LCIモデルF56 JCWにSTOP&GO機能をコーディングで追加
神奈川県内からご来店いただいたお客様のMINI F56 JCW(LCIモデル)に、アクティブクルーズコントロール(ACC)のSTOP&GO機能を有効化しました。
F系MINIのACCは、ハンドブレーキ仕様車の場合、時速30km/h以上でのみ作動する仕様になっています。
そのため、前走車に追従して減速していく際、30km/hを下回ると突然ACCが無効化され、メーター内に警告メッセージが表示されるケースがあります。
この挙動によって急なブレーキ操作を強いられるなど、思わずヒヤリとした経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
今回の施工では、コーディングによりSTOP&GO機能を有効化。
これにより前走車が停止するまでスムーズに減速し、完全停止状態まで追従走行できるようになりました。

完全停止中もブレーキが保持されており、ブレーキランプも点灯した状態を維持します。
再発進時は、前走車の動きに合わせてACCを再作動させるだけでOKです。

ライコウではBMW/MINI専用診断機「ISTA」を使用して作業を行ない、各ユニットの動作を正確にチェック。
コーディング作業後には、実際の走行テストにて安全性と機能動作を確認しています。
渋滞や信号待ちで効果を実感!STOP&GO機能のメリット
STOP&GO機能を有効化する最大のメリットは、渋滞走行時の快適性向上です。
これまでのように低速域でACCが解除されることがなくなるため、前走車が完全に停止するまで自動で減速・停止してくれます。
停止中はブレーキ保持状態となるため、ドライバーがブレーキペダルを踏み続ける必要もありません。
長距離ドライブや都市部でのストップ&ゴーが多いシーンでは、疲労軽減にも大きく貢献します。
もちろん、純正のACC制御をベースとした機能拡張のため、急加速・急減速を伴うような不自然な動作はありません。純正システムの安全性を維持したまま、利便性を高めることができる点も安心です。
なお、マニュアルトランスミッション車(MT車)についてはSTOP&GO機能の有効化は非対応となりますので、施工前に車両仕様の確認が必要です。
コーディング施工時の注意点とアフターフォロー
ライコウでは、コーディング施工時にBMW/MINI専用診断機(ISTA)を使用して車両診断・エラーチェックを実施しています。ディーラーの診断機では対応できない項目も扱える専用ツールを用いて、精密かつ安全な施工を行なっています。
また、車両のソフトウェアプログラミングやディーラーでのアップデートにより、設定内容が元に戻る場合があります。その際は初回の再施工を無償で対応いたしますのでご安心ください。
コーディングは一見すると簡単な作業に見えますが、実際には制御ユニットの世代や構成、搭載モジュールの仕様を正しく理解していなければ正常に動作しないリスクもあります。ライコウではこれまで多数のMINI F系でSTOP&GO有効化を施工しており、独自のデータ蓄積と動作確認を経た安全な設定内容でご提供しています。
🚗まとめ
F56 JCW LCIにおけるSTOP&GO機能の有効化は、ACCの利便性を大きく向上させる人気のコーディングメニューです。特に渋滞が多い都市部では、その効果をすぐに体感できます。
ハンドブレーキ仕様のACC装着車で、低速時にACCが解除されてお困りの方は、ぜひライコウまでご相談ください。
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