
MINI F56 ヘッドライト リペア&ブラックグレイフィルム施工、ギアセレクター修理、さらに2項目のコーディング施工を実施。


車両情報
| 車種 | ミニ ハッチバック(F56) クーパーSD(COOPERSD) |
| 初年度登録 | 2017年 |
| 都道府県 | 神奈川県 |
ヘッドライトレンズのリペア作業で新品のようなクリア感へ復活
神奈川県内からご来店いただいたお客様のMINI F56 クーパーSD。
ヘッドライト表面のレンズに黄ばみやクラックが発生しており、見た目の劣化だけでなく、光量の低下にもつながるためリペア作業を実施しました。


黄ばみやクラックは洗車や市販のケミカルでは落とせません。これはレンズ表面のハードコート層が非常に強固なためで、単に「磨く」ではなく「削り落とす」必要があります。
ライコウでは専用のペーパーでハードコートを段階的に除去し、番手を上げながら滑らかな面へと整えていきます。その過程でヘッドライトを点灯させ、クラック残りを丁寧にチェック。完全に取り除くまでこの工程を繰り返します。



最終仕上げにはコンパウンドを使用して透明感を引き出し、新品のようなクリアな仕上がりに。
なお、ライコウではスチーマーを使用せず、確実な手磨きで仕上げるのが特徴です。
これにより、レンズ表面が均一で耐久性の高い仕上がりになります。






ダイヤモンドスウェル製ブラックグレイプロテクションフィルム施工
リペア後はハードコート層の代わりに、ダイヤモンドスウェル製ブラックグレイのプロテクションフィルムを施工しました。
このフィルムは可視光線透過率53%で、落ち着いたダークトーンを演出しつつヘッドライトの存在感を高めます。





紫外線や飛び石、経年劣化による再黄ばみを防ぎ、透明度を長期間キープ。
施工後は、ナイトシーンではややスモークがかった表情を見せ、昼夜問わず高級感ある仕上がりとなります。




👉 ダイヤモンドスウェル公式サイトはこちら
👉 プロテクションフィルム施工事例はこちら
ヘッドライトリペア後にプロテクションフィルムを施工することで、再劣化を防ぎながら、美観と機能性を両立できます。
「もう黄ばませたくない」「クラックを再発させたくない」という方におすすめのメニューです。



「車両動き出し注意」警告をギアセレクタースイッチボックス修理で解消
続いて、メーターパネルに表示されていた「車両動き出し注意」の警告修理です。
このトラブルは、シフトレバーが機械的にはPレンジに入っているのに、車両側が誤認識して警告を出すというもの。

車検に通らなくなるため早期修理が必要です。




原因はギアセレクター内部の金属バネが金属疲労で破損していること。
このバネを交換すれば正常に認識し、警告も消えます。



作業は内装パネルを分解し、スイッチボックス内部のバネを交換する工程で、作業時間は1時間以内。
そのため、お待ちいただいている間に修理完了可能です。



ライコウではBMW/MINI専用診断機「ISTA」を使用してエラー確認とリセットを実施し、作業後はすべてのエラーメッセージが消去されたことを確認して納車しています。

快適性と走行性能を高める2項目のコーディング施工
今回の作業では、同時に2項目のコーディング施工も実施しました。
- エンジン始動時にアイドリングストップのオフ設定を保持
→ 毎回ボタン操作をしなくても、前回の設定を自動で維持できるためストレス軽減。 - 走行モードにSPORT+(スポーツプラス)モードを有効化
→ アクセルレスポンスやトラクション制御の制限値を変更し、よりダイレクトでスポーティな走行を実現。


いずれも専用のBMW/MINIコーディングツールを使用し、診断機ISTAでエラーチェック後に安全に設定しています。
これにより、日常走行の快適性とスポーツ走行時のレスポンス向上を両立しました。
強調ポイント
- スチーマー不使用の本格ヘッドライトリペアで、クリア感と耐久性を両立
- ダイヤモンドスウェル製ブラックグレイフィルムで上品なトーンと保護性能を実現
- ギアセレクターバネ交換修理で「車両動き出し注意」警告を即日解消
- 快適性を高めるアイドリングストップ保持&SPORT+モードを有効化
注意点・留意事項
- コーディング作業や診断はBMW/MINI専用診断機(ISTA)で実施しています。
- プログラミングやディーラー入庫時に内容がリセットされる場合、初回再施工は無償対応いたします。
- 作業時間や料金は車種・状態により異なりますので、事前にお問い合わせください。
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