
BMW 3シリーズ F30 ナビ 修理しました。純正ナビ(NBT ID3)を中古ユニットで交換修理。ブラックアウト症状を1時間で復旧し、6か月保証付き。


車両情報
| 車種 | BMW 3シリーズセダン(F30) アクティブハイブリッド3 | 
| 初年度登録 | 2012年 | 
| 都道府県 | 新潟県 | 
NBT ID3ナビ故障の症状と診断内容
今回は BMW 3シリーズセダン(F30 アクティブハイブリッド3/2012年式・前期) の純正ナビ故障修理のご紹介です。
新潟県からご来店いただきました。
ご相談内容は、モニターが「NO SIGNAL」表示とブラックアウトを繰り返すというトラブル。さらに、ゴング音も鳴らない状態でした。
これはF30世代でよく見られるNBTナビ(第3世代ヘッドユニット)の内部故障が原因であるケースが多く、電源・通信いずれかの異常が疑われます。


まずはBMW専用診断機 ISTA を使用してシステムを点検。
結果として、ナビ本体(ヘッドユニット)との通信が一切できていないことが判明しました。
ヒューズや電源ラインに異常は見られず、内部基板の故障が濃厚と判断。


純正新品ユニットでの交換も可能ですが、費用が高額となるため、BMW純正中古ナビ(NBT ID3) を活用した交換修理を実施します。
中古ナビは事前にライコウで 車台番号(VIN)の書き換え と 認証コードのインストール を行い、
さらに ソフトウェアと地図データを最新バージョン(2025)へアップデート 済み。
そのため、ご来店当日は車両への取付と動作確認のみで完結するように準備を整えています。




このように事前準備をすることで、遠方からお越しいただくお客様にもスムーズな施工をご提供できるのがライコウの強みです。
もちろん、正規認証コードを使用していますので、ディーラー入庫時にも問題のない仕様 となっています。
👉 同様の施工事例は ヘッドユニット修理・交換の作業ブログ一覧 にも掲載しています。
中古ナビ交換修理とコーディング施工
準備を終えた中古ナビをF30へ装着し、車両と接続。
エンジンを始動すると、モニターにBMWロゴが無事表示され、システムが正常に起動しました。
長期間沈黙していたゴング音やオーディオもスピーカーからしっかりと鳴り、お客様にも喜んでいただけました。

オーディオ、ナビ、バックカメラ、Bluetooth接続、GPS受信などを丁寧に動作確認。
特にGPSは実走行テストを行ない、現在位置のズレや遅延が無いことを確認しています。
これらのチェックをすべてクリアし、交換修理作業は完了です。










作業時間は 約1時間程度。
お待ちいただいている間に修理が完了し、ナビが完全復活しました。
長距離でのご来店でしたが、即日対応できるように体制を整えております。
また、今回の車両には ナビキャンセルコーディング も施工。
走行中でもナビ操作や映像視聴が可能になります。
もちろん、コーディング作業は専用ツールで安全に実施。
ディーラーの診断機では設定できない項目も、ライコウでは独自ノウハウで柔軟に対応しています。
さらに、中古ナビであってもライコウでは 独自の6か月動作保証 を設けています。
これまでに100台以上のNBTナビ交換修理を実施しており、
第3世代NBTから第6世代EVO2まで幅広いユニットに対応可能です。
中古パーツを使った修理であっても、BMW純正同等の品質と信頼性を確保できるのは、
ライコウが長年培ってきた電子系統の専門知識と実績によるものです。
注意点・補足事項
・コーディング作業は専用ツールを使用(ディーラーの診断機では施工不可)。
・車両診断やエラーチェックはBMW/MINI専用診断機「ISTA」で実施。
・プログラミングやソフトウェア更新により内容が初期化される場合は、初回再施工は無償対応。
・中古ユニット使用時でも、正規認証コードをインストール済みのためディーラー入庫時も安心。
✅まとめ
BMW F30のNBTナビ故障は、内部基板の経年劣化が原因で「NO SIGNAL」「ブラックアウト」「ゴング音なし」といった症状を引き起こすことがあります。
新品交換では高額になりがちですが、ライコウでは純正中古ナビを再構築して短時間・低コストで修理対応が可能です。
診断から復旧まで一貫して自社で行なうことで、確実な仕上がりとアフター保証を両立しています。
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