
BMW X3 G01 ブレーキ一式&ブレーキフルードを交換。ドライアイス洗浄も実施して、ブレーキ周りをリフレッシュしました。


車両情報
| 車種 | BMW X3(G01) 20d |
| 初年度登録 | 2019年 |
| 都道府県 | 福井県 |
📝 作業背景
福井県からご来店のBMW X3(G01)20d。
メーターパネルにブレーキパッド摩耗警告が表示されており、診断機(ISTA)でチェックしたところリア側のブレーキセンサーで警告を検知。

これを機に、前後ともDIXCEL製PDローター&Mタイプ低ダストパッド、およびブレーキパッドセンサーを交換し、制動系を一新しました。

交換作業と同時に、ATE製圧送機を使用したブレーキフルード交換も実施。
さらに、ブレーキダストで汚れていたキャリパーやホイールハウスをドライアイス洗浄で徹底リフレッシュしました。
仕上げに、既設レーダー探知機を撤去してユピテル製レーザー/レーダー探知機ZK3100をスマートに取付。
取締対応精度の高さに加え、配線露出ゼロの美しいインストールが完了しました。
🧱 DIXCEL製ブレーキディスクローター(PDタイプ)装着
DIXCEL「PDタイプ」は、純正同等の制動性能を維持しつつ防錆コーティング加工を施した耐久性重視のローターです。
耐熱性・制動安定性に優れ、日常走行から高速走行まで安定したブレーキフィールを実現。
交換時はホイール脱着後、ブレーキキャリパーを外してハブ面清掃と防錆処理を実施。
取付時にはトルクレンチでメーカー規定値にて締付け、精度の高い仕上がりを確保しました。
最後に試運転を行い、異音や制動時の振動がないことを確認しています。


🧩 DIXCEL製低ダストブレーキパッド(Mタイプ)装着
純正パッドの制動力を維持しつつ、ブレーキダストを大幅に低減した人気モデル。
ペダルフィールも自然で、街乗りや高速道路でも扱いやすい特性を持ちます。


ブレーキパッドセンサーを新調し、専用診断機(ISTA)にてリセットを実施してCBSデータを更新しました。
交換後のフィーリングはスムーズで、制動時のノイズも軽減されています。
アルミホイールを取り外したタイミングで裏側まで洗浄いたしました。


💧 ATE製ブレーキフルード交換
ブレーキフルードは吸湿性が高く、経年劣化により沸点が低下します。
BMWやMINIでは2年ごとの交換が推奨されており、今回もDIXCELブレーキ交換に合わせてリフレッシュを実施しました。


ATE製ブレーキ圧送機「FB-30SR」を使用して圧送交換を行い、各キャリパーから古いフルードを確実に排出。
新しいフルードを注入後、ブレーキペダルの踏み応えを確認し、ISTAでCBSリセットを行いました。
これにより、ブレーキシステムが常に安定した状態を維持できるようになっています。

❄️ BMW G01 ブレーキ周りのドライアイス洗浄
ブレーキ交換後、キャリパー周りの汚れをドライアイス洗浄機「GT-22COM」で除去しました。
水や薬剤を使わないため、電装部品にも安心して施工可能です。



長年のブレーキダストや油汚れを、マイクロレベルの衝撃で剥離洗浄。
乾燥工程不要で仕上がりも美しく、清潔な状態を長期間維持できます。
📡 ユピテル製レーザー/レーダー探知機(ZK3100)装着
ユピテルの指定店専用モデル「ZK3100」は、最新のレーザー式オービスや移動式オービスに対応。
ヒューズBOXから安全に電源を取得し、配線はピラー内・天井裏へ完全隠蔽して後付け感ゼロの仕上がりに。

さらに、ライコウ製電源ハーネスを使用し、エンジンON/OFFに連動した動作を実現しました。
ディスプレイ本体は運転視界を妨げないようフロントウインドウ上部に吊り下げ固定。
受信感度・安全性・デザインのすべてを両立しています。
⚠️ 注意事項
- ブレーキ交換・フルード交換後は慣らし運転を行ってください。
- BMW/MINIではOBDⅡ接続による誤作動を防ぐため、レーダー探知機のOBDⅡ接続は行いません。
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