BMW F39 リアターンインジケーター異常を修理|バルブホルダー接触不良対策

BMW X2 F39 リアターンインジケーター異常の警告。左リアウインカー不点灯を修理。バルブホルダー接触不良による溶損を補修し、テールライト交換なしで正常点灯に復旧しました。

車両情報

車種BMW X2(F39) 18d
初年度登録2018年
都道府県神奈川県

BMW X2(F39)で発生しやすいリアウインカー不点灯の修理事例

神奈川県内よりご来店いただいた BMW X2(F39)18d。
今回は 左リアウインカーが点灯しない という症状でご相談いただきました。

左リアウインカーが点灯しない という症状
左リアウインカーが点灯しない という症状

リアウインカーの バルブホルダー接触不良 が比較的多く見られます。
電球自体の球切れはなくても、点灯しなくなるケースが多いのが特徴です。

BMW F39 リアターンインジケーター異常
BMW F39 リアターンインジケーター異常
BMW F39 リアターンインジケーター異常

ライコウの施工事例でも同様の症状が多数あり、過去の修理記事一覧も参考にご覧いただけます。
👉 BMW X2 / X1系のウインカー修理事例はこちら
https://raikopower.com/?post_type=post&category_name=bmw_f48_f39&s=%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%BC%2B%E6%8E%A5%E8%A7%A6

不点灯の原因はバルブホルダー側の接触不良(溶損)

まずはテールライトを取り外し、リアウインカー部分を点検します。
電球は問題なく、フィラメント切れもありません。

電球は問題なく、フィラメント切れもありません

問題は バルブホルダーとテールライト側の接点が溶けて奥に沈み込んでいる こと。

バルブホルダーとテールライト側の接点が溶けて奥に沈み込んでいる

● なぜこの症状が起きるのか?

  • 接点付近のプラスチックが熱で溶ける
  • 金属端子が奥へ沈み込む
  • 電球の端子と接触しなくなり通電不可

F39では特にこの現象が多く、結果として「球は切れていないのに点灯しない」という症状が起きます。

接点をハンダで再形成し、バルブホルダーの導通を復活

沈み込んだ接点は起こせないため、ライコウでは ハンダ盛りによる接触面の再形成 を行います。

接点をハンダで再形成し、バルブホルダーの導通を復活
接点をハンダで再形成し、バルブホルダーの導通を復活

● 修理内容

  • バルブホルダー接点部の導通確認
  • 溶損している接点部分へハンダを盛る
  • 電球の端子がしっかり触れる高さに調整
  • 再度通電確認し点灯テスト
左リアウインカーの点灯が復活
左リアウインカーの点灯が復活

この補修により 新しいテールライトへ交換せず復旧 できました。
点灯チェックでも問題なく正常に点滅しています。

ディーラーでは「テールライト交換」だが、ライコウなら修理で対応可能

今回のような症状は、ディーラーでは アッセンブリー交換(テールライト一式交換) となるケースがほとんどです。

ディーラーでは「テールライト交換」だが、ライコウなら修理で対応可能

しかしライコウでは、原因が接触不良の場合、
最低限の補修で復活させる修理対応が可能 です。

最低限の補修で復活させる修理対応が可能
  • 余計な部品交換を避けたい
  • 安価に修理したい
  • 純正のテールライトをそのまま使いたい

というオーナー様に非常に喜ばれているメニューです。

X2(F39)でリアウインカー不点灯が起きた際は、ぜひご相談ください。