
ミニ クラブマン F54 ペンドラムサポートを交換。振動低減や加減速時の安定性改善に効果的なメンテナンス事例をご紹介します。


車両情報
| 車種 | ミニ クラブマン(F54) LCI クーパーSD(COOPERSD) |
| 初年度登録 | 2020年 |
| 都道府県 | 三重県 |
【F54 クラブマン】ペンドラムサポート交換で走行フィールをリフレッシュ(2020年式クーパーSD)
三重県からご来店いただき、2020年式ミニ クラブマン(F54) クーパーSDへペンドラムサポート交換を施工しました。
ペンドラムサポートは、加減速時のエンジン挙動を抑える重要なマウント部品で、劣化が進むと振動増加やシフトショックの悪化につながるケースがあります。
今回は早めの予防整備として交換をご希望いただきました。
交換作業の流れと注意ポイントをご紹介します。
ペンドラムサポートを新品へ交換
装着するのは ミニ純正ペンドラムサポート。
F54ディーゼルモデルでは、走行距離や使用環境によってブッシュ部のへたりが比較的早く現れることがあります。

新品部品と比較すると、使用済みのサポートは
・ブッシュの弾性低下
・ゴムの歪み
・微細な亀裂
などが確認されることが多く、乗り心地に直結する重要なポイントです。

交換作業後は、アクセルON/OFF時のショックが軽減され、エンジンの揺れ戻りが抑えられます。
ディーゼル特有の低回転振動も穏やかになり、走り出しのスムーズさが改善されます。
エンジンマウント共通の注意点と施工ノウハウ
ペンドラムサポートは単体でも効果がありますが、車両状態によってはエンジンマウント側の劣化が原因の場合もあります。
F系MINIのエンジンマウントはゴム硬化しやすいため、振動が大きい場合は総合的な点検をおすすめしています。

エンジンマウント・ペンドラムサポートの過去の交換事例も掲載しています。
整備内容のイメージはこちらをご覧ください。
👉 エンジンマウント&ペンドラムサポート交換の施工事例ブログ
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