
BMW 3シリーズグランツーリスモ F34 ヘッドライト修理です。ロービーム不点灯を純正新品バラスト交換で修理。事前に現車確認して原因特定し、左右のライトが正常に復帰。確実なヘッドライト修理はライコウへ。


車両情報
| 車種 | BMW 3シリーズグランツーリスモ(F34) 320i |
| 初年度登録 | 2016年 |
| 都道府県 | 神奈川県 |
🔍 不点灯症状のご相談と原因特定までの流れ
神奈川県内からご来店いただいたF34 320i。
「突然ロービームが点灯しなくなった」とのことで点検を実施しました。

まずは BMW専用診断機ISTAで点検 を行いましたが、
今回は ISTAのエラー内容だけでは原因を断定できません でした。

F系BMWでは、
・バラスト故障
・バルブ不良
・内部配線トラブル
・ヘッドライトユニット内部の接点不良
など複数の要因で同じように不点灯が起こるため、診断機だけでは判断できないケースがあります。
🔎 現車チェックで故障箇所を特定
そこで、現車のヘッドライト本体を実際に取り外して内部点検 を行いました。
ヘッドライト裏のバラストや配線、点灯制御部を一つずつ分解確認し、電源ラインの状態も手作業で測定。


その結果、バラスト内部が故障し、点灯信号を出せない状態であることを突き止めました。
ISTA診断の情報だけでは分からなかった部分ですが、
ライコウでは 実車分解・目視確認・電源チェックを必ず併用 しているため、正確な故障診断が可能です。
🔧 BMW純正新品バラストへ交換作業|正規ルート品だから2年保証付き
故障箇所が特定できましたので、BMW純正新品バラストをご用意。


ライコウでは、BMW/MINIの純正パーツを正規ルートでのみ調達しています。
そのため、今回使用する純正バラストにも メーカー保証2年間 がしっかり付いており、交換後の安心感が違います。
▶ 正規ルート純正品のメリット
- 調達先が明確で品質が安定
- メーカー公式の2年保証が受けられる
- 適合トラブルが起きない
- 互換品によくある「再発」リスクが低い
特にバラストのような電子パーツは、互換品や中古品では再故障リスクが非常に高く、
純正新品を使用することが結果的に最も安心で確実な修理方法です。
1. ヘッドライトの取り外し
F34はヘッドライト背面にアクセスするためバンパー脱着を伴う車両。
養生を行いながら慎重に取り外します。
2. バラスト交換
旧バラストを取り外し、新品へ交換。
防水パッキンや固定部もしっかり点検しながら作業を進めます。


3. 点灯チェック
ロービーム/ハイビームともに正常点灯を確認。
内部点灯データを確認し、不要なエラー履歴を消去して作業完了です。



💬 備考
今回のように、「ISTA診断では判断できない不点灯」は珍しくありません。

ライコウでは、 診断機と実車点検の両方を行うことで正確な原因特定と確実な修理 を実現しています。
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