
新型MINI クーパーC F66 ルーフレールを後付装着。F56同様の取付ガイドを確認し、安全に穴あけ加工を実施。国内でも希少な施工事例です。


車両情報
| 車種 | ミニ ハッチバック(F66) クーパーC(COOPERC) |
| 初年度登録 | 2024年 |
| 都道府県 | 神奈川県 |
純正ルーフレール後付装着(F66での初チャレンジ)
神奈川県からご来店いただきました。
今回は 新型MINI F66 クーパーCへ純正ルーフレールを後付装着 しました。

F66はまだ情報が少ないモデルで、メーカー標準オプションでもルーフレール装着車をほとんど見かけません。
しかし、ミニ純正パーツの品番を調査したところ――
F56と同一品番であることが判明。
この時点で、これまで多数施工してきた
👉 ルーフレール後付装着の施工事例一覧はこちら
の知見が活きると判断。


ただし、新型F66のボディ構造がF56と全く同じとは限らず、実際に取付ガイドが存在するかどうかは現車確認まで不明でした。
それでも当店は、リスクを把握しつつ「安全・再現性・純正に近い仕上がり」を重視して作業を承りました。
F66にもF56同様の取付位置ガイドを確認
純正ルーフレール左右セットおよびベース・調整エレメントを準備して作業開始。

● まずは養生とルーフ内張りの取り外し
ルーフへ穴あけを行う都合上、切粉がルーフやガラスに付着しないよう広範囲に養生します。


ルーフ内張りを外して内部を確認すると…
F56と同様の「ルーフレール取付ガイド」がちゃんと存在!
これを確認できたことで、作業の成功がほぼ確定。
ガイド位置とルーフレールのボルト位置を何度も照合しながら、ズレが生じないよう慎重に穴あけ加工を進めます。
● 穴径を微調整しながら拡大
ガイドに沿って穴を開け、ルーフレールのボルトが正確に通るように径を調整します。
● 最重要工程:規定トルクでの締め付け
室内側へベースと調整エレメントをセットし、純正基準のトルクで締め付け。
弱すぎると緩み、強すぎるとルーフパネルが歪むため、経験値とデータをもとに適正トルクで固定します。
無事にF66へ純正ルーフレール装着!
全工程を終え、新型F66へ純正ルーフレールを問題なく装着できました。



国内ではまだ施工事例が極めて少ないため、実質“日本初級”と呼べるレベルの希少なケースです。
● ルーフレールのメリット
- ルーフボックス
- サイクルキャリア
- スキーキャリア
など、アウトドア用途に必須のベースキャリアを安全に装着できる。
ルーフレール無しでドア締付け式のレールキャリアを使うと、
・見た目の不自然さ
・ドア枠やルーフへの負担
などが気になります。




純正ルーフレール+ベースキャリアの組み合わせなら、見た目の一体感・実用性・耐久性のバランスが非常に良い仕上がり となります。
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