BMW X1 F48 カープレイ有効化&SOSコール異常の無効化

BMW X1 F48 カープレイを認証コード方式で有効化。HMI条件を満たしフルスクリーン表示にも対応。SOSコール異常の無効化とナビキャンセルコーディング施工。

BMW X1(F48) 20i
BMW X1(F48) 20i

車両情報

車種BMW X1(F48) 20i
初年度登録2018年
都道府県神奈川県

BMW X1 F48 カープレイをフルスクリーン表示で有効化

BMW X1(F48)20iへ、純正Apple CarPlayの有効化フルスクリーン表示対応、あわせてSOSコール異常の無効化およびコーディング施工を行ないました。

2018年式の前期モデルですが、HMIバージョンが更新されている車両だったため、2/3画面表示ではなくフルスクリーン表示でのCarPlay利用が可能です。

純正Apple CarPlay有効化とフルスクリーン表示について

BMW F48型X1では、ヘッドユニットにApple CarPlayのプログラム自体は存在しているものの、機能がロックされた状態の車両が多く見受けられます。

今回は、車両に搭載されている機能を活かし、認証コード方式によって純正Apple CarPlayを有効化しました。
画面タッチ操作やステアリングスイッチ操作にも対応しており、操作感は自然です。

BMW X1 F48 カープレイを認証コード方式で有効化
CarPlay画面をフルスクリーン表示へ切り替え

さらに、HMIバージョンの条件を満たしていたため、CarPlay画面をフルスクリーン表示へ切り替えています。
ナビアプリや音楽アプリを広い画面で表示でき、視認性と操作性が向上します。

ナビアプリや音楽アプリを広い画面で表示でき、視認性と操作性が向上
ナビアプリや音楽アプリを広い画面で表示でき、視認性と操作性が向上

Apple CarPlay有効化については、以下の施工事例一覧でも詳しくご紹介しています。
▶︎ Apple CarPlay 有効化の施工事例一覧
https://raikopower.com/category/blog/maker_option/retrofit_applecarplay/

SOSコール異常の無効化対応について

メーターパネルには「SOSコール異常」の警告メッセージが表示されていました。
専用診断機(ISTA)で車両を診断したところ、エマージェンシーバッテリーに関連するエラー履歴が記録されている状態です。

「SOSコール異常」の警告メッセージ
メーターパネルには「SOSコール異常」の警告メッセージが表示
専用診断機(ISTA)で車両を診断したところ、エマージェンシーバッテリーに関連するエラー履歴が記録

今回は、お客様のご要望により、SOSコール異常の警告表示を無効化する対応を行ないました。
警告表示を抑制することで、日常使用時のストレスを軽減できます。

SOSコール異常の警告表示を無効化する対応

※SOS機能自体の復旧ではなく、警告表示を抑制する対応となります。

コーディング施工内容と注意点

あわせて、以下のコーディング施工を1項目行なっています。

  • ナビゲーションシステムのスピードロック解除

これにより、走行中でもナビゲーション操作が可能となり、同時に純正機能の映像表示制限も解除されます。

走行中でもナビゲーション操作が可能となり、同時に純正機能の映像表示制限も解除
走行中でもナビゲーション操作が可能となり、同時に純正機能の映像表示制限も解除

ライコウで対応可能なコーディング内容は非常に多岐にわたります。
車種別にまとめた一覧はこちらからご確認いただけます。
▶︎ 車種別コーディングリスト
https://raikopower.com/coding-list/

コーディングに関する注意事項

  • ディーラーでのプログラミング作業により、設定が初期化される場合があります
  • 車両状態やソフトウェア構成によって、施工可否が異なります
  • 事前診断を行なったうえで作業内容を判断しています

今回の作業まとめ

  • 純正Apple CarPlayを認証コード方式で有効化
  • HMI条件を満たしていたためフルスクリーン表示に対応
  • SOSコール異常の警告表示を無効化
  • ナビゲーションのスピードロック解除を施工

BMW X1(F48)をはじめ、F系BMWでは年式やHMIバージョンによって対応可否が分かれる作業が多く存在します。
ライコウでは、事前診断を行なったうえで、車両ごとに最適な方法をご提案しています。