MINI F60 ブレーキパッド交換|低ダストパッドでダスト低減とローター保護も考えた予防整備

MINIクロスオーバー F60 ブレーキパッドを低ダストタイプへ交換してダスト低減とローター保護を両立した予防整備。そしてアルミホイールはキレイに洗浄して美観を取り戻しました。

ミニ クロスオーバー(F60) LCI クーパーD(COOPERD)
ミニ クロスオーバー(F60) LCI クーパーD(COOPERD)

車両情報

車種ミニ クロスオーバー(F60) LCI クーパーD(COOPERD)
初年度登録2023年
都道府県大阪府

DIXCEL製低ダストブレーキパッド(Mタイプ)へ交換

大阪府からお越しいただきました。
2023年登録のミニ クロスオーバー(F60)で、走行距離は約2万キロ弱です。

純正ブレーキパッドは制動力が高い反面、ブレーキダスト量が非常に多いという特徴があります。
今回の車両もホイールの汚れが目立ち、さらにディスクローターへの攻撃性が強い状態でした。

パッド残量自体はまだ残っていましたが、そのまま使用を続けると次回はパッド+ローター同時交換が必要になる可能性が高いため、予防整備としてDIXCEL製低ダストブレーキパッド(Mタイプ)へ交換しました。

これまでにもライコウではMINIやBMWのブレーキダスト対策・ブレーキメンテナンス作業を数多く行なっており、同様の内容は
👉 https://raikopower.com/tag/mini-repair-brakepad/
でも多数ご紹介しています。

低ダストブレーキパッド(Mタイプ)の特徴とメリット

DIXCEL製Mタイプは、ストリート向けに最適化された低ダストブレーキパッドです。

DIXCEL製低ダストブレーキパッド(Mタイプ)

主なメリット

  • ブレーキダストの発生量を大幅に低減
  • 純正に近い自然なペダルフィーリング
  • 初期制動がマイルドで街乗りでも扱いやすい
  • ディスクローターへの攻撃性を抑制

特にF60のような重量のある車両では、ダスト低減とローター保護の両立が長期的な維持コスト低減につながります。

製品の詳細については、
👉 https://www.dixcel.co.jp/product/pad/m/
メーカー公式ページでも確認できます。

MINI F60 ブレーキパッド交換
MINI F60 ブレーキパッド交換

「ダストを減らしたいが、効きが極端に変わるのは不安」という方に選ばれることが多く、MINI・BMW問わず装着実績の多いブレーキパッドです。

F60 ブレーキパッド交換作業と同時に行なったポイント

ブレーキパッド交換時には以下の作業を同時に実施しています。

  • キャリパー内部の清掃
  • パッド摺動部の状態確認
  • 組み付け後の異音チェック
  • 専用診断機(ISTA)によるブレーキリセット作業
専用診断機(ISTA)によるブレーキリセット作業
専用診断機(ISTA)によるブレーキリセット作業

また、ホイールを取り外したタイミングでアルミホイールの裏側まで丁寧に洗浄しました。

アルミホイールの裏側まで丁寧に洗浄
アルミホイールの裏側まで丁寧に洗浄
アルミホイールの裏側まで丁寧に洗浄
アルミホイールの裏側まで丁寧に洗浄

低ダストパッドへ交換後は、ホイール洗浄の頻度が大幅に減るのも大きなメリットです。

ホイール洗浄の頻度が大幅に減るのも大きなメリット
ホイール洗浄の頻度が大幅に減るのも大きなメリット

注意事項・デメリット(トラブル防止のために)

低ダストブレーキパッドには、以下の注意点があります。

  • 装着直後は制動力が安定しないため慣らし走行が必要
  • 初期制動は純正よりマイルドに感じる場合がある
  • ディスクローターの摩耗や段付きが大きい場合は性能を発揮しにくい

ライコウでは、ディスクローターの状態を必ず確認し、必要に応じて交換や対策をご提案しています。

「ダストを減らしたいだけ」で選ぶと、制動フィーリングに違和感が出るケースもあるため、用途や走行環境に合わせた選定が重要です。

まとめ|F60のブレーキダスト対策には有効な選択肢

DIXCEL製低ダストブレーキパッド(Mタイプ)は、ミニ クロスオーバー(F60)の日常使用に非常に相性の良いパッドです。

  • ホイール汚れを抑えたい
  • ローターを長持ちさせたい
  • 街乗り中心で扱いやすさを重視したい

このような方には特におすすめです。

ライコウでは、車両状態・使用環境を確認したうえで最適なブレーキ提案を行なっています。
F60のブレーキパッド交換をご検討中の方は、お気軽にご相談ください。