
MINI コンバーチブル クーパーS F57 ASD追加装着や純正パドルシフトをステアリング加工で後付装着とナビ地図2026-1更新作業。ASD追加装着時のトラブル事例と解決を紹介。


車両情報
| 車種 | ミニ コンバーチブル(F57) LCI クーパーS(COOPERS) |
| 初年度登録 | 2018年 |
| 都道府県 | 東京都 |
【MINI F57】ASD後付装着・純正パドルシフト加工取付・ナビ地図更新
MINI コンバーチブル(F57)クーパーSへ、複数の純正機能後付作業をご依頼いただいております。
他店様にて純正ドライビングモード機能が後付装着されている車両で、今回はASD(アクティブサウンドデザイン)の追加装着を中心に、純正パドルシフト後付装着および純正ナビ地図更新を同時施工しました。
アクティブサウンドデザイン(ASD)後付装着
アクティブサウンドデザイン(ASD)は、エンジンサウンドなどの擬似音を車内スピーカーから出力する純正システムです。

本車両はハーマンカードンオーディオ装着車のため、専用診断機(ISTA)で配線図を表示させながら、スピーカー配線を正確に接続していきます。

配線完了後、ASDユニットを車載ネットワークへ追加登録し、ドライビングモードを「SPORT」にすると擬似音が出力される仕様です。
ASDが鳴らないトラブルと原因特定
作業完了後、SPORTモードでアクセルを踏み込んでも擬似音が出力されない症状が発生。
- ISTA上ではASDとの通信は正常
- ASDの音声チェック機能では確認音は出力
- 配線不良の可能性は低い状況

診断機には
「ASD:イコライジングの無効なコーディングデータ」
というエラーが記録されていました。

初期化状態にも関わらずエラーが残る点から、
純正新品ですがASDユニットのプログラミングを実施。

その結果、コンバーチブル(F57)用ではないプログラムが書き込まれていたことが判明。
正しいプログラムをインストール後、無事にスピーカーから擬似音が出力されるようになりました。


純正新品パーツであっても起こり得る事例ですが、専用診断機(ISTA)の情報を基に原因を切り分け、解決しています。
ステアリング加工による純正パドルシフト後付装着
続いて、純正パドルシフトの後付装着を行ないました。

本車両はパドルシフト非装着仕様のため、パドル対応ステアリングへ交換するのではなく、既存ステアリングを加工して純正パドルシフトを組み込む方法を採用しています。

ステアリング裏側のウレタンを適切に加工し、パドルシフトの取付部を形成。
その後、車両側シフトユニットへ信号配線を行ない、コーディング施工で機能を有効化しました。


- 右側パドル:シフトアップ(+)
- 左側パドル:シフトダウン(−)
後付装着ですが、操作感や動作は純正仕様と同様です。



純正ナビゲーション地図データ更新
最後に、純正ナビゲーションの地図データ更新を実施しています。

本車両は第5世代ナビ(EVO2 ID5)搭載車で、更新前の地図バージョンは2021-1でした。
日本地図用の最新認証コードを車両へインストールし、地図データ入りUSBメモリを挿入して更新作業を開始。



更新時間は約60分で、地図データは2026-1へ更新完了しています。


注意事項・デメリット
- ASD後付装着はスピーカー配線作業を伴うため、診断環境と配線知識が必須です
- 純正新品パーツであっても、プログラム内容により想定外の症状が出る場合があります
- ステアリング加工によるパドルシフト後付は、形状によって施工不可の場合があります
- 地図更新には車台番号専用の認証コードが必要で、他車流用はできません
作業関連リンク
- ドライビングモード/ASD関連 施工事例一覧
https://raikopower.com/category/blog/maker_option/retrofit_driving_mode_switch/ - パドルシフト後付装着 施工事例一覧
https://raikopower.com/category/blog/maker_option/paddle/ - 地図データ更新 施工事例一覧
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