
滋賀県より、BMW 2シリーズ グランツアラー(F46)218dのお客様にご来店いただきました。今回はF46 エンジンマウント交換を中心に、ペンドラムサポートとフロントショックアブソーバー・アッパーマウントを同時施工した修理事例をご紹介します。走行距離約12万kmを超え、始動時やアイドリング時の音と振動の増加、凹凸のある路面でのエンジン音のうねり、シフトレバー付近からの「ガン」という衝撃音が約6ヶ月前から続いていたとのことで、近隣の整備工場で必要部位の交換を指摘されたうえでライコウへ初めてお越しいただきました。


| 車種 | BMW 2シリーズ グランツアラー(F46)218d |
|---|---|
| 年式(初年度登録) | 2017年 |
| 来店エリア | 滋賀県 |
F46 エンジンマウント・ペンドラムサポート交換

F46 218dのエンジンマウントとペンドラムサポートを交換しました。エンジンマウントはエンジンを車体に固定しながら振動を吸収するゴムブッシュ部品で、走行距離が増えるとゴムが硬化・亀裂を起こし、アイドリング時の車内振動や始動時の揺れ、ATをRレンジ・Dレンジへ入れた瞬間の「揺り戻し」が大きくなります。今回のお客様も走行12万kmを超え、まさにこの症状がはっきりと表れていました。

あわせて交換したペンドラムサポートは、エンジン下部のトルクロッド(振り子状の支持ブッシュ)です。加減速時にエンジンが前後に揺れるのを抑える役割を担っており、ここが劣化すると衝撃音が伝わってきます。

ライコウでは交換前にISTA(BMW専用診断ツール)で車両の故障コードを確認し、エンジン側・ミッション側に電子的な異常が出ていないことを確かめたうえで、実際に車両を持ち上げてマウントゴムの亀裂・へたり・オイル滲みを目視チェックしてから作業に入っています。症状を聞いて即座にパーツ交換するのではなく、現車の状態を実測で把握してから交換することで、不要な部品交換や見落としを防ぎます。


交換後は試走を行ない、アイドリング振動・始動時の揺れ・シフト操作時の衝撃音が解消されていることを確認しています。
フロントショックアブソーバー・アッパーマウント交換

続いてフロントのショックアブソーバーとアッパーマウントを交換しました。ショックアブソーバーはバネの伸縮を減衰させてタイヤを路面に追従させる油圧ダンパーで、内部のオイル抜けやシール劣化が起きると減衰力が低下し、凹凸路面で上下動の収まりの悪さが現れます。今回のお客様が訴えていた凹凸路でのうねりは、このダンパーの減衰不足が原因でした。

同時に交換したアッパーマウントは、ショックアブソーバー上端と車体を結合するゴム+ベアリング一体部品で、ステアリング操作時のスムーズな旋回と入力遮断を担っています。ショックアブソーバーを単体で交換しても、アッパーマウントが劣化していると「コトコト」という入力音や直進安定性の低下が残るため、走行12万km超のF46では同時交換を行なうのが現実的です。

作業ではフロント周りを分解し、新品ダンパーへ組み替えたうえで、最後に試走で直進安定性・段差通過時の収まり・操舵フィールを確認しています。これでアイドリング・シフト・路面入力という3系統で出ていた症状が、原因部位ごとに整理した形で改善できました。
まとめ
- BMW 2シリーズ グランツアラー(F46)218d、走行距離約12万km・2017年式の修理事例
- F46 エンジンマウント交換とペンドラムサポート交換でアイドリング振動・シフト操作時の衝撃音を解消
- ショックアブソーバー・アッパーマウント交換で凹凸路面の収まりの悪さを改善
- ISTA診断と現車目視で原因部位を切り分けてから交換作業を実施
BMW 2シリーズ グランツアラー(F46)のエンジンマウント・ペンドラムサポート・ショックアブソーバー交換はライコウにお任せください。走行距離が伸びてきたBMW・MINIの異音・振動でお困りの方はお気軽にご相談ください。
![BMW&MINI 専門店 ライコウ [RAIKO]](https://raikopower.com/wp-content/uploads/2024/06/raiko_logo1.png)

