
茨城県よりミニ コンバーチブル(F57)LCI クーパーSのお客様にご来店いただきました。お問い合わせの段階から「この車両でApple CarPlayを使えるようにしたい」というご相談をいただいており、F57 AppleCarPlay有効化の対応可否のご確認からのスタートでした。純正Wi-Fiアンテナの取付を含むAppleCarPlay有効化に加えて、ベロフ製デジタルインナーミラー型ドライブレコーダーの取付とコーディング6項目を承りました。


| 車種 | ミニ コンバーチブル(F57)LCI クーパーS |
|---|---|
| 年式(初年度登録) | 2018年 |
| 来店エリア | 茨城県 |
F57 AppleCarPlay有効化を純正Wi-Fiアンテナ取付とあわせて施工

ディスプレイユニットのバージョンはご自身では分からないとのことでしたので、入庫後に確認させていただきました。搭載されていたのは第5世代ナビ(Road Map JAPAN EVO [ID5/6])で、純正AppleCarPlayの有効化に対応する車両でした。


純正AppleCarPlayを使えるようにするには、専用ツールを使用して有効化が必要になります。有効化後は純正iDrive画面に無加工でAppleCarPlayが表示され、iDriveコントローラーからの操作にも対応します。後付けのモニターを追加していないため、音質や操作性は純正のクオリティのままです。

あわせて純正Wi-Fiアンテナを取り付けました。AppleCarPlayとiPhoneはWi-Fiで接続されるため、Wi-Fiアンテナがヘッドユニットに繋がっていない状態では、iPhoneとの接続がほとんどできません。「自分でAppleCarPlayをインストールしたがiPhoneと繋がらない」というご相談を何度も受けていますが、その原因のほとんどが純正Wi-Fiアンテナの未装着です。アンテナを装着すると接続が安定し、過去の施工車両では10メートルほど離れた車外でも動作しました。
なお、ディーラーで修理プログラミングを受けられると有効化が元に戻る場合がありますが、その際はライコウで再有効化のサポートを行なっております。
ベロフ製デジタルインナーミラー型ドライブレコーダーを取付

コンバーチブルは幌の構造上、後方視界が大きく制限されてしまいます。この後方視界の悪さがコンバーチブルの弱点ですが、デジタルインナーミラーがそこを補ってくれます。トランクリッドロックに装着したカメラの映像がデジタルミラーに映し出されることによって、後方の視界がクリアになります。
幌を閉じていても開けていても、リアカメラの映像をそのままルームミラーで確認できるのが大きな特徴です。車内の荷物や後席の乗員に遮られることもありませんし、夜間や雨天時の後方視認性も上がります。純正ミラーの位置へ装着していますので、後付け感のない仕上がりです。



取付にあたっては、リアカメラをナンバープレートを遮らない位置に装着し、デジタルミラー本体はETCの表示が遮られないよう配慮しています。リアカメラは取付位置と角度によって映る範囲と映像の質が変わるため、ここが仕上がりを左右します。実際に他店で斜め向きに取り付けられ「走行中にミラーを見ると酔ってしまう」とご相談をいただき、ライコウで位置を変更して再施工したこともあります。





配線は車両構造を把握したうえで専用のルートを選定し、内装内へ隠蔽処理を行なって車内に露出しないようにしています。ライコウでは配線施工にエレクトロタップ(分岐コネクター)を使用しません。被覆を刃で押し割る構造のため、振動の続く車内では接触不良や断線の原因になりやすいからです。
ミニ コンバーチブル(F57)へコーディング6項目を施工
コーディングは車両コンピューターの純正プログラムを書き換えず、設定領域の値のみを変更する作業です。施工後は1項目ずつ動作を確認し、車両にエラーが記録されていないかまで確認してからお引き渡ししています。
AppleCarPlayフルスクリーン表示化

AppleCarPlayをディスプレイ全体に表示させるフルスクリーン化は、ヘッドユニットのHMIバージョンが低い車両では行なえません。この車両は入庫時のIレベルが工場出荷時のF056-18-07-531からF056-26-03-550まで更新されており、HMIバージョンが条件を満たしていましたので、フルスクリーン表示化のコーディングも合わせて行ないました。フルスクリーン化していない状態ではディスプレイの2/3程度の表示になりますが、施工後はディスプレイ全体に表示されます。地図アプリの表示領域が広がり、格段に見やすくなります。
ナビスピードロック解除


走行中に制限がかかるナビゲーションのスピードロックを解除しました。これにより走行中もナビの操作が可能になり、あわせて走行中のUSBビデオ視聴もできるようになります。
後退時の助手席ミラー下降角度変更(浅く)

後退時に助手席のドアミラーが下降する機能は、標準設定では下がり過ぎて見づらいというお声を多くいただきます。この下降角度はコーディングで変更でき、1度単位でお好みの角度に設定できます。今回は標準仕様より浅めの下降角度に変更しました。ちょっとしたことですが、後退時の後方確認がしやすくなります。
アイドリングストップOFF状態のデフォルト化

通常はエンジン始動時にアイドリングストップ機能が有効になっていますが、その状態を反転させ、エンジン始動時からアイドリングストップ機能がOFFの状態になるようにしました。エンジンを始動するたびに手動でオフにする操作が不要になります。
メーター内情報表示追加



メーター内に表示できる情報を追加するコーディングです。BCボタンの操作で燃費やデジタルスピードなどが表示されるようになります。対応するのは2018年3月〜2019年6月製造のF55・F56・F57が中心という限定的なメニューで、この車両は条件に該当したため施工できました。
SPORT+モード有効化

ドライビングモードにSPORT+(スポーツプラス)を追加するコーディングです。走行モードスイッチを操作すると【SPORT+】のモードが出現し、iDrive画面にもSPORT+が表示されるようになります。なお、体感の度合いや表示の具合は、車両の製造年月やコンピューター・ナビのバージョンによって異なります。
コーディングを行なうECUによっては、トリップメーターのデータ値やiDriveのプログラマブルボタンのメモリがリセットされる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
まとめ
- 第5世代ナビの純正AppleCarPlayを有効化し、純正Wi-Fiアンテナの取付でiPhoneとの接続を安定させました
- HMIバージョンが更新済みだったため、AppleCarPlayのフルスクリーン表示化コーディングも合わせて施工しました
- ベロフ製デジタルインナーミラー型ドライブレコーダーを取り付け、トランクリッドロックのカメラ映像でコンバーチブルの弱点である後方視界をカバーしました
- ナビスピードロック解除・助手席ミラー下降角度変更・アイドリングストップOFFのデフォルト化など、コーディング6項目を施工しました
ミニ コンバーチブルへのデジタルインナーミラー型ドライブレコーダー取付やAppleCarPlay有効化、フルスクリーン表示化を含むコーディングは、ぜひライコウにお任せください。車両の年式やヘッドユニットのバージョンによって対応できる内容が変わりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
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