
栃木県よりミニ クラブマン(F54)LCI JCWのお客様にご来店いただきました。当店の F54 ドライブレコーダー装着の事例をWebでご覧いただき、その作業の丁寧さからライコウでの施工をご希望いただいたとのことです。走行距離2.1万kmのJCWに、ユピテル指定店モデルの Z-330 と、オプションのマイクロ波センサー、マルチバッテリー OP-MB4000 を装着させていただきました。


| 車種 | ミニ クラブマン(F54)LCI JCW |
|---|---|
| 年式(初年度登録) | 2023年 |
| 来店エリア | 栃木県 |
ミニ クラブマン(F54)へユピテル Z-330 ドライブレコーダーをスマート装着

今回は、すでに装着されていたドライブレコーダーの取り外しから作業をスタートしました。ライコウでは既設品の配線を車内に残さずすべて撤去したうえで、新しいドライブレコーダーの取り付けに入ります。前のドラレコの配線が内装の裏に残ったままになっていると、後々の点検や修理の際に何の配線か分からなくなり、余計な手間を生む原因になるためです。

装着したのは、ユピテル指定店モデルの全方面3カメラドライブレコーダー Z-330 です。前方・後方・車内の3カメラで全方面を記録する構成で、3カメラとも200万画素のカラーCMOSに STARVIS 2 技術を搭載しており、夜間やトンネル内など光量の少ない場面でも映像を残せます。



前方カメラの記録画角は最大で対角162度、記録媒体は64GBのmicroSDカードが付属し、16GBから128GBまで対応します。エンジン始動から約2秒で起動するため、乗り込んですぐの記録の取りこぼしも抑えられます。駐車監視録画にも標準で対応しており、切り替え操作なしで駐車中の監視録画に移行します。


クラブマンへのドライブレコーダー装着で最も重要になるのが、リアカメラの配線処理です。クラブマンのリアゲートは左右に開くスプリットドアのため、車体側からドア側へ配線を渡す経路がヒンジ部に限られます。ここをどう処理するかで、仕上がりも、その後の整備性も大きく変わってきます。

ライコウではこのスプリットドアのヒンジ部の処理を「スマート装着」と呼び、こだわりを持って作業しています。具体的には、リアカメラ用の配線をいったんカットし、ヒンジ部にある純正コネクターのピンに打ち替えたうえで、そのピンを純正コネクターに挿入して配線を通します。カメラ側の配線を純正のカプラーの中を経由させる形になるため、外から配線が見えることはなく、見た目もすっきりと仕上がります。

よく見かけるのが、このヒンジ部のコネクター部分を無理やりカットして、リアカメラ用の配線をそのまま通しているというケースです。しかしそれをやってしまうと、スプリットドアの脱着ができなくなってしまいます。さらに、カットした部分から水分が車内へ入り込み、水漏れを起こすリスクを伴います。実際に、コネクター部分をカットしたことで雨水などの水分が混入し、トランク内が水没していた事例を見かけたこともあります。そんなことにならないよう、リアカメラの配線をカットして純正コネクターに挿入し、スプリットドアの脱着を可能にしたうえで水分の混入も防ぐ。この施工をライコウは徹底して行なっております。
コネクターを削るような加工を行なわないため、ハーネスの断線や被覆剥がれといったトラブルの心配もありません。後日ディーラーや当店でスプリットドアを脱着する作業が発生しても、戸惑うことなく作業を進められる状態を保っています。ヒンジ部以外の取り回しについても内装の裏で処理し、装着後は前方・後方・車内すべてのカメラの映像と録画動作をチェックしてからお引き渡ししています。
駐車監視オプションのマイクロ波センサーを装着

Z-330 本体だけでも駐車監視録画には対応していますが、今回はオプションのマイクロ波センサーも合わせて装着させていただきました。マイクロ波で車両の周辺を監視し、車両に近づく不審な動きを検出するセンサーです。

監視中のドライブレコーダーは省電力モードで待機し、動きを検知したときだけ起動して記録する仕組みのため、タイムラプスや動体検知による従来の駐車監視モードと比べてバッテリーへの負荷を最大98パーセント低減できます。

このマイクロ波センサーもスプリットドア側に取り付けているため、リアカメラと同じくスマート装着で配線を処理しています。オプションだからと配線を妥協せず、本体と同じ考え方でヒンジ部を通すことで、センサーを追加しても脱着性と防水性を損なわない状態に仕上げています。
マルチバッテリー OP-MB4000 を装着して駐車中の記録に対応

駐車中の映像もしっかり残したいとのご相談でしたので、ユピテルのマルチバッテリー OP-MB4000 も装着しました。走行中にマルチバッテリー側へ充電し、エンジンOFF後はマルチバッテリーからの電源供給で駐車記録を行なうユニットです。12V・4000mAhのニッケル水素電池を内蔵し、最大で約12時間の駐車記録が可能です。なお、マルチバッテリー設定での駐車記録時は録画コマ数が1コマ/秒に固定されます。

マルチバッテリーを使う最大の利点は、駐車監視の電源を車両バッテリーから取らずに済むことです。ドライブレコーダーを駐車監視モードに設定して車両バッテリーを消費させてしまうと、BMW・MINIでは「バッテリー消費電流過大」の警告が表示されることがあります。マルチバッテリーからの供給に切り替えておけば、こうした車両側の警告やバッテリー上がりを気にせず、駐車中の記録を運用していただけます。ミニ クラブマンで Yupiteru Z-330 の駐車監視まで含めて使い込みたい方に、マルチバッテリーとの組み合わせは有効な選択肢です。
まとめ
- 既存のドライブレコーダーは配線を残さず撤去してから、ユピテル指定店モデルの Z-330 を新規装着
- リアカメラの配線はスプリットドアのヒンジ部でカットし、純正コネクターのピンに打ち替えて挿入するスマート装着で処理
- コネクターをカットする取り付けと違い、スプリットドアの脱着が可能なまま、水分の混入も防げる状態を維持
- オプションのマイクロ波センサーもスプリットドア側のため、同じくスマート装着で配線処理
- マルチバッテリー OP-MB4000 の追加で、車両バッテリーに頼らず駐車中の記録が可能に
ミニ クラブマンへのドライブレコーダー装着は、リアカメラの配線処理ひとつで仕上がりも、その後の整備性も大きく変わります。目に見えない部分だからこそ、ライコウはスマート装着にこだわって作業しています。F54 クラブマンのドラレコ装着や駐車監視のご相談は、ライコウ横浜店・彦根店までお気軽にお問い合わせください。
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