BMW X3(G01)20d 内側デイライトの焼損をリペア修理|LEDモジュール交換と運転席側の予防処置も同時施工|栃木県

今回はG01 デイライトリペアの再施工事例をご紹介します。栃木県から複数回ご来店いただいているBMW X3(G01)20dのお客様。2026年2月28日に助手席側デイライトの焼損リペアを行なった車両ですが、今回は同じヘッドライトの内側デイライトが焼損し、発光が暗くなってしまいました。焼損した導光面を削り落とすリペア修理と、ダメージのあったLEDモジュールの交換、さらに運転席側の予防処置まで一度の入庫で行なっています。

BMW X3(G01)20d
BMW X3(G01)20d
車種BMW X3(G01)20d
年式(初年度登録)2020年
来店エリア栃木県

G01 デイライトリペア 助手席側 内側の導光面を削り落として再施工

助手席側の内側デイライトの発光が暗く

入庫時の状態を確認すると、助手席側の内側デイライトの発光が暗くなっていました。BMWのデイライトはLEDの光をアクリル製の導光体に通して線状に光らせる構造で、LEDの直近にあたる導光面が発熱の影響を受けやすくなっています。この導光面が熱で焼損して茶色く変色すると透明度が失われ、光をうまく導けなくなり、輝度が落ちたり部分的に点灯しなくなったりします。X3(G01)ではこのデイライトの発光不良についてのご相談を数多くいただいています。

導光面が熱で焼損して茶色く変色すると透明度が失われ

リペア修理は、ヘッドライトを車両から取り外して内部の状態を目視で確認するところから始めます。G01はバンパーを脱着したうえでヘッドライトを取り外す必要があるため、ここまでの分解にしっかりと手間がかかる車種です。焼損したアクリル部分を削り落としたら、サンドペーパーの番手を粗いものから細かいものへ段階的に切り替えながら研磨し、平らな面から滑らかな面、最後は光沢のあるクリアな面へと仕上げていきます。導光面を整えることで、LEDの光が再び導光体を通って発光するようになります。

平らな面から滑らかな面へと仕上げ

この部分の不具合は、一般的にヘッドライトASSY(ユニット丸ごと)の交換で案内されることが多い箇所ですが、ライコウではASSYを交換せず導光面のリペアで対応しています。ひとつご注意いただきたいのが、焼損の進行が深いほど削り落とす量が増え、LEDと導光面の距離が広がって輝度が新品時ほどには戻らない場合があることです。またアクリルに深いクラックが入っている場合はASSY交換をおすすめしています。早めに手を入れておくほど、削る量を最小限に抑えられます。

デイライトLEDモジュールをBMW純正新品へ交換(助手席側)

導光面のアクリルをきれいに整えても、光源であるLEDモジュール側にダメージが残っていれば発光状態は戻りません。今回も分解して確認したところLEDモジュールにダメージがありましたので、BMW純正新品へ交換させていただきました。こちらは前回施工分としての無償交換対応となっています。

デイライトが白く明るく発光する状態に復活

G01はデイライト発光用のLEDモジュールがヘッドライト裏側に位置しているため、バンパーを脱着してヘッドライトを取り外した状態での作業になります。導光面のリペアと純正新品モジュールの交換を組み合わせることで、茶色く暗くなっていたデイライトが白く明るく発光する状態に復活しました。組み付け後は車両に装着した状態で点灯チェックを行ない、発光状態を目視で確認しています。

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運転席側デイライト導光面の予防削り作業

焼損していない導光面をあらかじめ削って研磨しておく、予防のためのリペア修理

今回は運転席側のヘッドライトについても、まだ焼損していない導光面をあらかじめ削って研磨しておく、予防のためのリペア修理を行ないました。

予防のためのリペア

弊社では今年6月ごろから、この予防処置をご提案させていただくことが多くなりました。それ以前にご来店いただいた車両では、焼損してしまった部分だけのリペア修理となっています。今回のお車も前回は2026年2月の施工でしたので、焼損していた助手席側の外側だけを直した形でした。その後、同じヘッドライトの内側が焼損してしまい、今回の再入庫につながっています。

アクリルの焼損はLEDの発熱という構造的な要因で起こるため、いま症状が出ていない導光面も同じ経過をたどる可能性があります。実際に、左右の内側をリペアした約1年後に運転席側の外側が焼損した車両もありました。やはり予防措置をしておかないと、他の部分も焼損してしまい、二度手間、三度手間になってしまいます。

先ほどお伝えしたとおり、G01のデイライトリペアはバンパーを脱着し、ヘッドライトを車両から取り外して行なう作業です。脱着の回数がそのまま工賃に効いてくるため、焼損が起きるたびに1か所ずつ修理を繰り返すよりも、ヘッドライトを開けているこのタイミングでまだ症状の出ていない箇所まで対策しておいたほうが、トータルの修理費用を抑えられます。焼損していない箇所についてはLEDモジュールを交換する必要もありません。1回で作業を終了させるためには、現在ダメージがない部分も含めてしっかりと予防措置をさせていただくことがとても重要だと感じています。

ただし、LEDの発熱という構造的な要因がある以上、予防処置を行なっても再発の可能性がなくなるわけではありません。その点はあらかじめご了承いただいたうえで施工しています。

まとめ

  • BMW X3(G01)20dの内側デイライトの焼損した導光面を削り落とし、番手を上げながら研磨してクリアな面に仕上げました
  • ダメージのあったデイライトLEDモジュールはBMW純正新品へ交換し、白く明るい発光に復活しています
  • 運転席側は焼損する前の導光面をあらかじめ削る予防処置を行ない、ヘッドライトの脱着を1回にまとめました
  • 予防処置をしておくことで、1か所ずつ修理を繰り返す二度手間・三度手間を避けられます

BMW X3のデイライトが暗くなってきた、茶色く変色してきたという症状は、ヘッドライトを丸ごと交換しなくても導光面の削り作業で改善できるケースがあります。再施工となった今回のように、症状が出ていない箇所の予防処置まで含めてご提案できますので、気になる方はライコウまでお気軽にご相談ください。