【ライコウ彦根店ブログ】


みなさん、こんにちは!

ライコウの澤田です!!



兵庫県よりミニ クラブマン(F54)のお客様にご来店いただきました。



おクルマは、2020年のクーパーS(CooperS)になります。



今回は、部品追加の純正多機能液晶メーター後付装着&純正LED内蔵ルーフアンテナ後付装着&アームドフラッシャー装着&純正AppleCarPlay有効化とコーディング施工を承りました。



まずは、部品追加の純正多機能液晶メーター後付装着です。

パーツカタログ上では2020年3月製造よりメーカーオプション設定された多機能液晶メーター(マルチインフォメーションディスプレイ)を装着させていただきました。

ヘッドアップディスプレイ(HUD)が装備されていない車両への多機能液晶メーター(マルチインフォメーションディスプレイ)を動作させるためには追加部品が必要になります。


既存のアナログメーターを取り外して多機能液晶メーター(マルチインフォメーションディスプレイ)を装着し追加部品も取り付けてからコーディング施工で動作してくれます。



走行距離も車両のECUが記憶しているデータをもとに多機能液晶メーター(マルチインフォメーションディスプレイ)へ記録されます。







そのため、走行距離を新たに入力したりする必要がありません。
逆に、好きな数字に走行距離を変更することもできない仕組みになっています。


ドライビングモードを切り替えますとグラフィカルに表示が変化します。











ヘッドアップディスプレイ(HUD)が装備されていない車両では、メーター内でナビゲーション表示が可能になります。



アナログメーターでは存在していなかった機能で、ナビゲーションで設定した目的地までの距離や到着時間、右左折する交差点などが表示してくれます。





目的地を設定したドライブでは、今までの音声案内のほかにメーター内でナビゲーション表示されることで、視点移動が少なくなりとても便利になります。







ディーラー修理作業でプログラムバージョンアップが実施される際は、メーターをアナログメーターに戻さなければならない車両がありそうです。
そのため、もしものときの備えて多機能液晶メーターへ交換後もアナログメーターは大切に保管しておいてください。



お次は、純正LED内蔵ルーフアンテナ後付装着です。

メーカーオプションのアラームシステムが装着されていると、先端部分に赤色のアクリル部分がドアロック時に発光するようになっています。



ルーフアンテナのLEDは純正部分を取り外して、アクリルをレーザーカットし、赤色LEDテープを仕込み、バー状に発光するように手を加えております。





キーレスやコンフォートアクセスでのドアロック時のみセキュリティライトとしてLEDが点滅するようになっております。



そのため車内でのドアロックや車速ドアロックではLEDが点滅しませんので、セキュリティライトの誤動作なく使用できます。



続いては、アームドフラッシャー装着です。

ARMED FLASHER(アームドフラッシャー)は、BMW純正カーセキュリティー非装着車に対して、カーセキュリティー装着車と ほぼ同じ動きで純正ルームミラー下のLEDを、 純正ドアロックに連動して点滅させることができる装置です。



BMW純正カーセキュリティー装着車の場合は、ドアロックと同時にカーセキュリティーが作動し、カーセキュリティーが作動中は、 純正ルームミラー下のLEDが点滅して、セキュリティーが作動中であることを知らせてくれます。



特別なリモコン操作等は必要なく、今までどおり、純正キーレスエントリーまたはコンフォートアクセスによるドアロック操作によってARMED FLASHERが起動し、純正ルームミラー下LEDが点滅を開始します。



純正キーレスエントリーまたはコンフォートアクセスによるドアロック解除操作に連動して、ARMED FLASHER機能もに停止する設計になっています。



お次は、純正AppleCarPlay有効化です。

純正のAppleCarplayを有効化するには、車両へ認証コードのインストールとコーディング施工が必要になります。



iPhoneとの接続にはWifiを使用しています。
別途Wifi用のアンテナを車両に接続したほうが、より安定した通信が可能になります。

Wifi用のアンテナの接続もさせていただきました。




















また、スクリーンミラーリングも可能になります。
Android端末をiDrive画面にワイヤレスでミラーリングできます。




ライコウで準備しているHUAWEI(ファーウェイ)製のアンドロイドタブレットで動作チェックさせていただいております。
お持ちのスマホやタブレットなどのアンドロイド端末でのスクリーンミラーリング動作可否はわかりかねますので予めご了承ください。

純正AppleCarPlay有効化をすることにより純正機能の一部が動作しなくなる場合があるようです。
その場合は機能を再設定していただく必要が発生する場合がございます。
弊社にて純正機能のすべてを熟知しておりませんので、どの機能が動作しなくなるかなどは把握しきれておりません。
AppleCarPlay有効化を施工させていただいた後、動作しなくなる機能につきましての一切の責任を負いかねますので予めご了承ください。。
その点をご理解いただいた方のみの施工をさせていただきます。



最後にコーディング施工です。
8項目のコーディング施工を承りました。


・バック時の助手席ドアミラー下降角度変更
 標準仕様より、浅めの下降角度に変更させていただきました。




・ドアロックボタン長押しドアミラー格納の時間短縮
 通常、ドアロックボタンを1.5秒長押しすることによりドアミラーが格納されます。
 その長押し時間を0.5秒に短縮させていただきました。




・アイドリングストップ機能OFFのデフォルト化
 通常、エンジン始動時はアイドリングストップ機能が有効になっていますが、それを反転させます。つまりエンジン始動時はアイドリングストップ機能がOFFになります。




・自動時刻設定の有効化
 iDrive画面に自動時刻設定のメニューを表示させることができます。




・後退時にドアハンドル照明点灯
 後退時にドアハンドルの照明が点灯するように設定させていただきました。




・イージーエントリー機能の追加
 エンジン停止後にドアを開けると運転席シートが後ろへ下がり、乗り降りがしやすくなります。
 エンジン始動時には、最後のシート位置に自動的に動きます。




・アクティブクルーズコントロールの動作初期速度変更
 アクティブクルーズコントロールは30km/hから動作する設定となっています。
 その動作速度を変更することができます。
 今回は、5km/hから動作するように変更させていただきました。




・スピードリミットインフォ(SLI)機能追加 (対応車種:F54/F55/F56/F57/F60/F45/F46/F48/F39)
 スピードリミットインフォ(SLI)機能を追加しました。



 フロントカメラが装着されている車両であればカメラおよびナビの地図情報を元に制限速度表示がメーター内およびヘッドアップディスプレイ内に表示されるようになります。





 また、追い越し禁止の表示も可能になります。







 2020年7月製造以降の車両からは他車種と同様に認証コードをメーカーから購入する必要があります。


コーディング施工を行なうECUによって、メーターのトリップメーターのデータ値やiDriveのプログラマブルボタンのメモリなどがリセットされてしまう場合がございますので予めご了承ください。

弊社にてコーディング施工を行なう内容によっては、今まで施工されていたコーディング項目が初期値に戻ってしまう場合がございます。
弊社でコーディング施工させていただいている内容は復活させていただいておりますが、他店もしくはご自身で施工されているコーディング内容は再設定していただく必要があります。
今までに他店もしくはご自身で施工されていたコーディング項目の内容につきましては一切の責任を負いませんので予めご了承ください。

また、スマホを使用したコーディング施工の不具合により、機能の動作不良が発生して正常動作してくれないケースが多発しております。その際は、不具合を起こしているECUの初期化を行なってから、コーディング施工させていただく場合がございます。
スマホを使用したコーディング施工などでの不具合を弊社で対処を行なう際は別途費用が発生する場合がございます。

その点をご理解いただいた方のみの施工をさせていただきます。