みなさん、こんにちは!

ライコウの澤田です!!


BMW 2シリーズアクティブツアラー(F45)の渋滞アシスタントのハンズオフ化!!


渋滞アシスタントは、高速道路上で時速60km/h未満の渋滞時にハンドル操作をアシストしてくれる機能です。
日本仕様のBMWのF系では渋滞アシスタントは非装備になっていますが、ライコウの2シリーズアクティブツアラー(F45)では一昨年に渋滞アシスタントを後付装着させていただいておりました。

渋滞アシスタントは、ドライバーがステアリングを握っていないと動作しないのですが、それを今回ドライバーがステアリングを握っていなくてもステアリング操作をサポートしてくれるハンズオフ化いたしました。



ハンズオフ化ができたことによって、渋滞アシスタントの後付装着の費用をグッと抑えることが可能になりました。

渋滞アシスタントを実現させるためにはセンサーが内蔵されたステアリングやコントロールユニットが必要になっていましたが、それらが不要で渋滞アシスタントを実現できます。

アクティブクルーズコントロール(ACC)が装備されているBMWであれば渋滞アシスタントがOKになります!

多くの方よりお問い合わせいただいておりましたので、ようやく渋滞アシスタントのハンズオフ化が実現できホッとしております。


さて、運転に注意を払いながら、ハンズオフ化のテストドライブを彦根から横浜への移動中に行ないました。

ハンズオフ化と同時に、渋滞アシスタントの動作範囲をコーディングで拡大。
一般道での動作や動作速度の上限を変更した状態でのテストドライブです。





アクティブクルーズコントロール(ACC)でトラックに追従しながら、渋滞アシスタントの機能も働いてステアリング操作を自動で行なってくれています。





アクティブクルーズコントロール(ACC)が動作していて前方車両に追従走行で道路の白線を認識できている状態にのみ渋滞アシスタントは動作します。



渋滞アシスタント動作時はステアリングアイコンが表示されます。



新東名高速道路の制限速度120km/h区間では時速100km/h以上での走行で渋滞アシスタント動作も確認できました。





長距離ドライブなどでのドライバーの疲労軽減に大変役立ってくれます!!

秦野中井ICから海老名JCTまでの約20kmをハンズオフでの走行が確認できました。

画像では紹介できていませんが、一般道走行でも渋滞アシスタントが動作するようにコーディングしていますので、一般道でも渋滞アシスタントのハンズオフ化は問題なく動作してくれます。


この渋滞アシスタントのハンズオフ化ですが、F系のBMWではステアリング操作の限界値が正直低いです。

緩やかなカーブではステアリング操作をしてくれますが、ステアリング操作しきれず白線を逸脱してしまいやすいのと、前方車両が車線変更してしまうと渋滞アシスタント機能を解除してしまいやすいです。

なので、完全な自動運転までは程遠いのでドライバーによるステアリング操作や注視は今まで通り必要です。

渋滞アシスタント機能が解除されるとメーター内で表示されるのと警告音が鳴ります。





あくまで渋滞時のステアリング操作をアシストする機能なので仕方ないことなのですが、ある程度のステアリング操作を補助してくれますので、ドライバーの疲労軽減には重宝してくれると思います。

今後はG系のBMWに搭載されているステアリング&レーンコントロールアシストのハンズオフ化にも取り組んでいく予定です。

無事にハンズオフ化できましたら、ブログなどでご紹介させていただきます。