みなさん、こんにちは!

ライコウの澤田です!!


今回は、作業実績のブログでは無く、開発途中の内容をご紹介させていただきます。


ブログタイトル通り、AppleTVを車載するという計画です。


AppleTVは、テレビなどのモニターに接続して、オリジナル番組や映画などを視聴できる商品です。また、iPhoneのミラーリングもできます。



このApple TVを車に搭載するご要望をお客様からいただき、本計画を実行することになりました。

具体的には、iPhoneミラーリングをコードレスで行ないたいとのご要望です。

Apple TVは家庭用の商品ですので、電源は交流100Vになります。
しかし、車の電源は直流12Vですので、電源を変換しなければなりません。
単純発想ですと、AC-DCコンバーターを使用すれば解決しますが、iPhoneミラーリングをコードレスで行なうにもかかわらず、AC-DCコンバーターを使用したらスマートなインストールにはなりません。

そのため、AC-DCコンバーターを使用しない方法を模索し、テストしてみました。



商品のコンセントプラグに直流12Vを流してApple TVが起動するかをチェックします。

店内のプロジェクターを使用して映像を映し出すことができました(^O^)/



レッドブルTVも楽しめます!(^^)!



iPhoneのミラーリングもコードレスで無事成功!(^^)!



ゲームアプリのドリスピも問題なく表示されました。




また、iPhoneにアプリをインストールし、付属リモコンではなく、iPhoneをリモコンとして使えることも確認できました。


付属リモコンをなぜ使わないのか・・・


AppleTV(第3世代)ではリモコンの通信は赤外線になっています。

Apple TVを車載する際、本体を見えないところへ収納する予定ですので、付属リモコンでは操作ができなくなってしまいます。
そのため、iPhoneをリモコンにしなければなりません。


直流12VにてAppleTVを店舗内で数日使用して、電源のチェックを行ないましたが問題なく丸一日Apple TVを楽しめました。

Apple TVが稼働時の電流値も計測しています。



約100mA程度でしたので、バッテリーへの負荷も少なく使えそうです。


想定していた課題をクリアできましたので、後日MINI F56へ装着する予定です。