
BMW 5シリーズ(G30)助手席側デイライト不良を修理。高額なヘッドライト交換を回避し、定番のBMW ヘッドライト故障をLEDモジュール交換+リペアで復旧しました。


車両情報
車種 | BMW 5シリーズセダン(G30) 523d |
初年度登録 | 2017年 |
都道府県 | 兵庫県 |
BMW ヘッドライト故障|助手席側デイライトの点灯不良を修理
兵庫県からご来店いただいたBMW 5シリーズ(G30)の修理事例です。助手席側のデイライトが点灯不良を起こし、白く発光するはずのライトが茶色に変色してしまっていました。この症状は単なる球切れではなく、内部パーツに起因するトラブルで、5シリーズ(G30/G31/F90)ではよく見られる「定番故障」となっています。8月に入ってからだけでも、当店には10台以上の修理入庫があり、オーナー様からのご相談が非常に多い内容です。
📸 茶色に変色したデイライト


LEDモジュールとアクリル部分のリペア
ヘッドライトを取り外して内部を確認したところ、デイライトを発光させるLEDモジュールのチップがダメージを受けており、さらにアクリル部がチップLEDの熱で溶けて変形していました。本来であればヘッドライトごとの交換が必要ですが、BMW純正新品ヘッドライトは1灯あたり約40万円と高額です。そこで当店では、LEDモジュールをBMW純正新品に交換するだけでなく、溶けてしまったアクリル部分を切削・研磨してリペアを実施。照射面を滑らかに仕上げ、発光効率や輝度を確保しました。
📸 LEDモジュールのチップがダメージ

📸 アクリル部がチップLEDの熱で溶けて変形


📸 アクリル部分を切削・研磨してリペア


📸 LEDモジュールをBMW純正新品に交換

ヘッドライト取付と動作チェック
リペアとLEDモジュール交換作業を終え、再びヘッドライトを車両に取り付けて点灯チェックを行いました。修理前は茶色に変色していたデイライトも、正常な白色発光を取り戻し、美しい輝きが復活しました。新品ヘッドライト交換に比べて大幅にコストを抑えつつ、純正クオリティを維持できる点が大きなメリットです。
📸 ヘッドライト取付と動作チェック






まとめ
今回のようにBMW 5シリーズのデイライト故障は、放置すると見た目の問題だけでなく安全性や車検にも影響する可能性があります。当店では新品交換ではなく、リペアとモジュール交換でコストを抑えた修理を数多く手掛けております。同様の症状でお困りの方は、ぜひライコウまでご相談ください。
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