神奈川県内からBMW 1シリーズハッチバック ( F20 )がご来店。
2015年の118iです。
フロントスピーカー交換修理作業を承りました。
人間の五感を活用し今までの経験も生かしてBMW専用診断機でエラーが表示されない不具合の原因を見つけ出して修理していく事例です。
作業内容
フロントスピーカー交換修理作業
フロントスピーカー交換修理作業
先日、ヘッドユニットの不具合を修理させていただいたおクルマ。
修理する前から運転席ドアのスピーカーが鳴っていない症状があり、ご相談をいただいてました。
前回のご来店時に症状を確認させていただいたところ運転席下のサブウーファーは鳴っているものの運転席ドアのスピーカーが鳴っていない状態でした。
運転席ドアのスピーカーは、ヘッドユニットから運転席下のサブウーファーを介してなる仕組みになっています。
運転席ドアのスピーカーが鳴っていない状態でもISTA診断機にはエラーは出ていません。
運転席ドアのスピーカーが鳴らない原因は、サブウーファーからミッドレンジスピーカーまでの配線や端子の不良もしくはスピーカーの不良と想定できます。
そこで、BMW純正部品のミッドレンジスピーカーに交換させていただきました。
運転席ドアの内張を外してスピーカー交換を行ないます。
新品のミッドレンジスピーカーに接続して、ボリュームを上げてみると無事に音が鳴ってくれました。
やはりミッドレンジスピーカーに問題がありました。
スピーカーは雨などによって濡れています。
BMW純正の新品ミッドレンジスピーカーに交換して修理は完了です。
ISTA診断機でエラーチェックしてもエラーが出ない内容ですので、実際にクルマを見て、人間の五感をフルに活用して問題点を見つける必要があります。