BMW 1シリーズ(F20) 社外カーナビ付きモニターがブラックアウトで純正画面が表示されない不具合を修理作業

社外カーナビ付きモニターがブラックアウト

純正ナビゲーションが装備されていない車両で、パイオニア製のカーナビゲーションが装着されていました。

6.5インチの純正ディスプレイの代わりにパイオニア製のオンダッシュモニターが取り付けられています。

そのオンダッシュモニターがブラックアウトしてしまい、パイオニアのナビはおろか純正画面も表示されなくなっています。

車両の情報や純正バックカメラの映像が映らなくなってしまい、走行に支障をきたしています。

パイオニア製オンダッシュモニターがブラックアウトした不具合を見てほしいとご来店いただきました。

ライコウでは装着したことの無い内容ですので、どのような商品構成なのかが全く把握できておりません。

不具合の原因を想定できない状況ですが、とりあえずバラしてみます。

まずはデジタルワークス製のAPIX CVBS INTERFACE with CAN CONVERTERが顔を出しました。

この部品を使ってパイオニア製のカーナビと純正画面をオンダッシュモニターへ表示させているようです。

たまたまグローブボックス内に取扱説明書がありましたので、配線図などを見て思いついた対処を行なってみますとオンダッシュモニターに電源が入ってカーナビ映像が表示されるようになりました(^^)/

社外地デジチューナーもオンダッシュモニターで視聴できます。

これで修理完了かと思えたのですが・・・。

純正画面が表示されません。

かなり乱雑に処理されている配線類を一つずつチェックしていき、画面を見ながら設定を行なっていきます。

ようやく純正画面も表示できるようになりました(^^)/

これで車両情報や純正バックカメラ映像を確認できるようになりました。

お客様に状態を確認していただき、すべての動作が元に戻ってくれたようです。

まさかご来店当日に修理が完了するとは思っておられなかったようで大変喜んでいただけました(^^♪

お客様自身も中古車として購入した時点からパイオニア製のカーナビ&オンダッシュモニターが付いていたので、何が何だかさっぱりわからずお手上げ状態でしたので、無事直ってホント良かったです。

今まで扱ったことの無い商品で、不具合の原因を全く想定できない状態からの修理作業でしたが、約1時間半程度で原因追究から修理まで行なうことができました。

こういった電装系やライト系のお困りごとでのご相談が大変多くなりました。

他店で解決できなかったお困りごとのほとんどをご来店当日に解決できているのはタマタマですが、これからも難題にチャレンジしていって、一人でも多くの方のお困りごとを解決できるよう頑張ります!