
BMW 2シリーズ アクティブツアラー(F45)のエンジンマウント&ペンドラムサポート交換とブレーキオイル交換を実施しました。
エンジンマウントの劣化による振動や異音を抑え、快適性を向上。
ブレーキオイルは定期的な交換が必要で、劣化すると制動力が低下します。
交換後はブレーキの反応がシャープになり、安全性が向上。
ライコウではBMW・MINIの専門メンテナンスを提供していますので、点検・整備のご相談はお気軽にどうぞ!
車両情報
車種 | BMW 2シリーズアクティブツアラー ( F45 ) 218i |
初年度登録 | 2015年 |
都道府県 | 滋賀県 |
エンジンマウント&ペンドラムサポート交換
エンジンマウントとは?
エンジンマウントは、エンジンを車体に固定し、振動を吸収する役割を持つ重要なパーツです。

劣化するとエンジンの振動が直接車体に伝わり、快適性が損なわれるだけでなく、異音の発生や他の部品への負荷増加につながります。
交換作業の詳細
今回は、エンジンマウントに加えて、ペンドラムサポートも交換しました。




装着していたエンジンマウントに大きなダメージは見られませんでしたが3気筒エンジンは振動が起こりやすいのでBMW純正新品パーツへ交換し不快な振動を抑えます。


ペンドラムサポートはエンジンの前後方向の動きを抑制するパーツで、こちらも劣化するとエンジンの揺れが大きくなり、乗り心地や走行性能に影響を与えます。



作業では、まずエンジンを適切に支えながら、古くなったエンジンマウントを取り外し、新品へと交換しました。


同様に、ペンドラムサポートも新品へ交換し、適切なトルクで締め付けます。
交換後の変化
交換後は、エンジンの振動が大幅に軽減され、アイドリング時や走行時の快適性が向上しました。
特に発進時のスムーズさが改善されたことが体感できました!
ブレーキオイル交換
ブレーキオイルの役割
ブレーキオイル(ブレーキフルード)は、ブレーキペダルを踏んだ際にブレーキキャリパーへ圧力を伝える重要な役割を担っています。
しかし、時間とともに吸湿し劣化すると、ブレーキの効きが悪くなり、安全性が損なわれる可能性があります。
交換作業の流れ
- 車両をリフトアップし、各ブレーキキャリパーのブリーダーバルブを開けて古いオイルを抜き取ります。
- 新しいブレーキオイルをリザーバータンクに補充しながら、エア抜きを行い、ライン内のエアがしっかり抜けるまで交換作業を繰り返します。
- 最後にブレーキペダルのフィーリングを確認し、漏れがないかチェックします。






交換後の変化
交換後はブレーキの反応がシャープになり、踏み込んだ際のフィーリングが格段に向上しました。
特に長距離を走行されるお客様には、定期的なブレーキオイル交換を強くおすすめします。
まとめ
BMW 2シリーズ アクティブツアラー(F45)の【エンジンマウント&ペンドラムサポート交換】と【ブレーキオイル交換】を実施しました。
エンジンマウントの劣化による振動の増加や、ブレーキオイルの劣化による制動力低下は、安全性や快適性に大きく影響します。
定期的な点検と適切なタイミングでの交換が大切です。
ライコウでは、BMWやMINIのメンテナンスを専門に行っておりますので、お車のコンディションに関するご相談はお気軽にどうぞ!