
BMW E93 ルーフ開閉動作の上限速度変更コーディングを施工。走行中30km/hまで操作可能にし、急な雨でも安心して対応できる実用的なカスタマイズ。


車両情報
| 車種 | BMW 3シリーズカブリオレ(E93) 335i |
| 初年度登録 | 2009年 |
| 都道府県 | 神奈川県 |
BMW 3シリーズカブリオレ(E93)|ルーフ開閉動作の上限速度変更コーディング施工
BMW 3シリーズカブリオレ(E93)は、電動ハードトップを備えた人気モデルですが、純正仕様では車両が完全停止していないとルーフの開閉操作ができない設定になっています。
今回は神奈川県内からご来店いただいたBMW E93 335iへ、ルーフ開閉動作の上限速度を変更するコーディング施工を行ないました。
E93純正仕様のルーフ開閉制限について
E93では安全面を考慮し、ルーフ開閉操作は0km/h(完全停止)が条件となっています。
一方で、F系BMW以降のカブリオレモデルでは、約30km/h程度まで走行中でも操作可能な仕様が採用されています。
この違いにより、E93では以下のような不便さが生じます。
- 走行中に突然の雨に遭遇した場合でも、必ず停車が必要
- 停車できない道路状況では、追突事故のリスクが高まる
- ルーフを閉じられず、車内が雨で濡れてしまう可能性がある
実用面を考えると、E93の純正設定は現代の交通環境に合わない場面も少なくありません。
ルーフ開閉動作 上限速度変更コーディングの内容
今回の施工では、ルーフ開閉が可能な車速上限を30km/hまで引き上げる設定を行ないました。

コーディング後の主な変化
- 車速30km/h以下であれば、走行中でもルーフの開閉操作が可能
- 急な天候変化時でも、安全な速度域でスムーズに対応
- 停車を強いられる場面が減り、交通の流れを妨げにくい
あくまでも低速域に限定した設定のため、日常使用における利便性向上を重視した内容となっています。
施工における注意点とデメリット
ルーフ開閉速度変更コーディングは非常に便利な反面、以下の点には注意が必要です。
- 高速走行中での操作は不可(安全確保のため制限あり)
- 路面状況や周囲の安全を十分に確認して操作する必要あり
- 機構部に負担をかけないため、連続した開閉操作は避ける
ライコウでは、車両状態を確認したうえで現実的かつ安全性を考慮した速度設定のみを行なっています。
BMW E93 コーディングは車両特性を理解した施工が重要
E93は年式的にも電子制御やモジュール構成が現行モデルとは異なり、車両特性を理解せずに施工するとトラブルにつながる可能性があります。
ライコウではBMW・MINI専門店として、
- 各世代ごとの制御仕様の違い
- コーディングによる影響範囲
- 実用性と安全性のバランス
これらを踏まえたうえで、車両ごとに最適な設定をご提案しています。
BMW E93 ルーフ開閉コーディングをご検討中の方へ
「突然の雨でも安心して対応したい」
「停車できない状況での不便さを解消したい」
そんなE93オーナー様には、ルーフ開閉動作 上限速度変更コーディングは非常に有効なカスタマイズです。
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