BMW 3シリーズツーリング(F31) アダプティブヘッドライト機能無効化

埼玉県からBMW 3シリーズツーリング(F31)がご来店。
2013年の335iです。
アダプティブヘッドライト機能無効化を承りました。

BMW 3シリーズツーリング(F31) アダプティブヘッドライト機能無効化

アダプティブヘッドライト機能無効化

アダプティブヘッドライト異常とヘッドライト光軸調節異常のエラー表示

半年前あたりから車両に アダプティブヘッドライト異常 と ヘッドライト光軸調節異常 のエラーが表示されるようになりました。

アダプティブヘッドライト異常とヘッドライト光軸調節異常のエラー表示

エラーが出始めたころは雨の日にのみ出ていたようですが、最近は天候に関係なく毎日エラーが出るようになったそうです。

アダプティブヘッドライト異常とヘッドライト光軸調節異常のエラー表示

ヘッドライトは点灯するものの、光軸は下に向いたままで、ハンドルを切ってもヘッドライトはアダプティブ機能が損なわれて左右に動いてくれません。

アダプティブヘッドライト異常とヘッドライト光軸調節異常のエラー表示

ISTA診断機でエラーチェックしてみるとヘッドライトに関するエラーがたくさん記録されていました。

ISTA診断機でエラーチェックするとヘッドライトに関するエラーがたくさん記録

どうもヘッドライト内に取り付けられているTMSと通信が出来ていないようです。
車両のコンピューター(FEM_BODY)とヘッドライト内のTMSはLINという規格で通信していて、アダプティブ機能や光軸機能などを制御しています。

キセノンヘッドライトやウインカーはTMSを介さずにFEM_BODYからのダイレクトの信号で点灯する仕組みなので動作するのも合点がいきます。

TMSとの通信が出来ていない状況で想定される原因を想定してみました。

  • TMSが壊れている
  • ヘッドライト内部の接触不良
  • FEM_BODYとTMS間の配線不良
  • FEM_BODYが壊れている

などが考えられます。

TMSとの通信が出来ていない原因を究明するとなると、TMSを入れ替えてみたり、配線チェックしたり、地道な作業が必要になります。また、TMSとの通信が出来ていない原因は複数になっているかもしれません。

原因究明にかかる時間と費用が膨大になる恐れもあり、お客様と相談して修理の方向性をアダプティブヘッドライト機能を無効化することになりました。

アダプティブヘッドライト機能無効化修理作業

BMW 3シリーズのF30 / F31 / F34ではアダプティブヘッドライトが装備されている車両と装備されていない車両が存在します。

アダプティブヘッドライトが装備されていない車両の仕様へコーディングを行ないます。

そうしますと、オートヘッドライトでヘッドライトが点灯しても アダプティブヘッドライト異常 のエラーは表示されなくなりました。

アダプティブヘッドライト機能無効化修理作業

しかし、ヘッドライト光軸調節異常のエラーは出たままになっています。

それもそのはずで、TMSが動作していない為、アダプティブヘッドライトを無効化するだけでは車両からエラー表示を取り除けません。

次は、コーディングにてヘッドライト光軸調節の仕様変更を行ないます。

アダプティブヘッドライト機能無効化修理作業

すると、車両からエラー表示は無くなりました。

アダプティブヘッドライト機能無効化修理作業

ヘッドライトは問題無く点灯してくれてます。

アダプティブヘッドライト機能無効化修理作業

それから幾度となくヘッドライトの点灯などの動作チェックを行ない、エラー表示が出ないことを確認して修理作業完了です。

と言いましても、車両へエラー表示させないための応急的な処置になります。

根本はエラーが出ている原因を追究して部品交換などの処置が必要ですが、BMWカスタム専門店のライコウではお客様のニーズに合わせての対応をすることも可能です。