【ライコウ横浜店ブログ】


みなさん、こんにちは!

ライコウの澤田です!!



埼玉県よりBMW 5シリーズセダン(F10)のお客様にご来店いただきました。



おクルマは、2013年の523dになります。



今回は、運転席側パワーシート不動/ドアロック不動修理作業を承りました。



以前にヘッドユニットの修理作業でご来店いただいたおクルマですが、運転席側のみパワーシートとシートヒーターが不動になってしまったとご相談をいただきました。

ISTA診断機で車両診断してみますと運転席用のシートモジュールが通信できない状態です。

シートモジュールへの電源故障、CAN通信不良、本体故障などの原因が想定されます。

一つずつ想定された原因を確認していくため、まずは手っ取り早く確認できるヒューズから見てみることにいたしました。



するとヒューズ切れを確認。
ヒューズを入れ替えてみますと、運転席側のシートモジュールが復活して、パワーシートとシートヒーターがバッチリ動作してくれるようになりました。



まずは、あっさりと原因を見つけることができました。



続いては、キーレス操作でのドアロック/アンロックが不動状態の修理です。

実際にキーレス操作でドアロック/アンロックが動作してくれません。
また、室内のスイッチでもドアロック/アンロックしない状況です。

ISTA診断機で車両診断してみましたが、特に該当するようなエラーは出ていませんでした。

ECUの故障なのか?

こちらに関しては不動の原因が想定できませんでしたので、とりあえずもヒューズを見てみようってことでヒューズの確認作業です。

こちらのヒューズは車両の奥にあるため、グローブボックスを取り外してからの確認となります。

ドアロック/アンロックに関しては2つのヒューズが存在しています。

まず1つ目のヒューズは切れていませんでした。

そして2つ目のヒューズを確認すると切れていました。



ヒューズを交換すると、キーレス操作でドアロック/アンロックが動作してくれました。





室内のスイッチでもドアロック/アンロックしてくれます。



無事に復活してくれました!!




それにしても、2つの不動内容がいずれもヒューズ切れという原因でした。



ECU故障では無かったので高額修理にならず、お客様にも喜んでいただけました。

とくにドアロック/アンロックの不動は、クルマから離れていると心配ですからねっ。


最近、ECUや電気系のトラブルでご相談をいただく機会が多くなってまいりました。

ライコウは修理屋ではありませんが、ISTA診断機を活用した修理でお役に立てることができたのは良かったです。