アダプティブLEDヘッドライトが搭載されたBMW 3シリーズ(F30)にグレアフリーのハイビームアシストを有効化しました。
車両が前方の状況を判断してロービームとハイビームを自動切替するハイビームアシストです。
G系のBMWからは標準装備となりましたが日本仕様のF系では搭載されていない機能です。
ハイビームアシストスイッチを取り付けてコーディングすることで封印されていたハイビームアシスト機能を使えるようにします。
車両情報
車種 | BMW 3シリーズセダン ( F30 ) LCI 340i |
初年度登録 | 2015年 |
都道府県 | 静岡県 |
純正ハイビームアシストスイッチ付ステアリングコラム後付装着
純正ハイビームアシストでオートハイビーム
ハイビームアシストとは、先行車または対向車や周囲の明るさなどに応じ、自動的に上向きと下向きを切り替えます。
しかし、日本仕様の欧州車ではハイビームアシスト機能が封印されてしまっております。
ハイビームアシスト機能の封印を解くためには、コラムスイッチ交換作業とコーディング施工が必要になります。
純正ハイビームアシストスイッチ付ステアリングコラム取り付け
ウインカーレバーの先端にハイビームアシストスイッチが備わったステアリングコラムへ交換します。
そして、ハイビームアシスト機能が動作するように車両コンピューターの設定を変更します。
純正ハイビームアシスト機能の動作チェック
ライトポジションが【AUTO】でヘッドライト点灯時に、ウインカーレバー横のハイビームアシストスイッチを押すことにより、ハイビームアシスト機能が有効になります。
ハイビームアシストスイッチを押してハイビームアシスト機能を動作させます。
するとメーターパネル内にハイビームアシストのアイコンが点灯します。
フロントウインドウ上部のカメラにて周囲の明るさや車両の状況に応じてロービームとハイビームを自動切替します。
アダプティブLEDヘッドライトが装着されている車両ですのでグレアフリー機能のハイビームアシストとして動作します。
標準設定だとハイビームアシスト機能を体感しづらいので、ハイビームアシスト機能が動作する速度や感度を変更させていただきました。
コーディング施工
コーディングとは・・・
愛車を自分仕様へと変身させることができるのがコーディングです。
コーディングによって、使い勝手の悪さを改善したり、製造年月での仕様の違いやグレード&装備の違いなどによって封印されている機能を呼び起こすことができます。
デイライト発光機能有効化
昼間でもライトを点灯させて自車の接近を知らせるためのデイライト。2017年より日本仕様のBMW&MINIも標準装備となりました。それ以前の車両でデイライト発光します。
コーディングでのご留意事項
車両のコンピューターには、プログラムファイルや設定ファイルなどがインストールされており、コーディングは設定ファイルの中身を変更します。
したがいまして、設定ファイルに存在している項目のみが変更できるため、存在しない項目については変更できません。コーディングではプログラムファイルは変更できない為、コーディングによって何でも機能が実現できるわけではありません。