BMW 5シリーズデイライト故障|暗い・茶色い症状をリペア修理で改善

BMW 5シリーズデイライト故障。G30/G31前期に多いデイライトの茶色変色・暗い発光をリペア修理。アクリル溶解を削り・研磨で再生し、LEDモジュールも新品交換で改善。

車両情報

BMW 5シリーズ(G31) 運転席側デイライト不良をリペア修理

神奈川県内からご来店いただいた BMW 5シリーズセダン（G30）523d 前期モデル の修理事例です。

運転席側ヘッドライトの 内側デイライトが茶色く変色して暗く発光 していました。
この症状は G30/G31前期モデルで非常に多いトラブル で、デイライト導光体のアクリルが LEDの熱で溶けてしまう のが原因です。

放置すると溶解が進行し、完全に光が通らなくなったり、
アクリル表面が深くえぐれて 再生が難しい状態になるリスク があります。

そのため、早期発見・早期修理が非常に重要 になります。

先日は、助手席側で同様の不具合があり、リペア修理させていただきました。

今回もヘッドライトを交換するのではなく、ライコウ独自の アクリルリペア＋LEDモジュール交換 によって修理しました。

ヘッドライトを車体から取り外してアクリル導光部へアクセスします。

デイライトの発光を邪魔している“茶色く変色・溶けたアクリル”を丁寧に削り落とします。
削りすぎると光の拡散バランスが崩れるため、専用ツールを使い慎重に作業。

削った面を研磨し、できる限り 滑らかで光を通しやすい状態 に仕上げます。
新品同等までは戻らないケースもありますが、発光は大きく改善が見込めます。

アクリルと密着して焦げ付いていたLEDモジュールも BMW純正新品に交換。

最後に専用診断機ISTAでライトのエラーを消去し、デイライト輝度を確認して作業完了です。

アクリルの溶解は 自然治癒しない ため、進行してしまうと…

こうした重症化を避けるため、「何か暗いかも？」と感じたら早めの点検がおすすめです。

同様の修理はライコウで多数施工しています。
▼デイライト修理の施工一覧はこちら
https://raikopower.com/category/blog/maintenance/headlight_repair-maintenance/

BMW 5シリーズ（G30/G31前期型）で多発しているデイライトの茶色変色・暗い発光トラブル ですが、ヘッドライト交換をしなくても リペアで改善できるケースがほとんど です。

不安な場合は一度ご相談ください。
状態をチェックし、最適な修理方法をご案内いたします。