
BMW G31 ヘッドライト 交換せずリペアで修理。デイライト変色をアクリル研磨とLEDモジュール新品交換で輝度復活。


車両情報
| 車種 | BMW 5シリーズツーリング(G31) 523d | 
| 初年度登録 | 2017年 | 
| 都道府県 | 神奈川県 | 
デイライト変色の原因を特定し、アクリルリペアで再生
神奈川県内からご来店いただいたBMW 5シリーズツーリング(G31 前期)。
今回はヘッドライト内部のデイライト焼き付きによる発光不良修理のご依頼です。



運転席側ヘッドライトでは2つのデイライトが変色、助手席側も内側デイライトが暗くなっており、LED発熱によってアクリルが茶色く焼き付いて溶けた状態でした。
LEDモジュールを取り外して確認すると、運転席側は外側が2灯、内側が3灯分のLED形状で焼け跡が残り、助手席側は1灯分の焼けが見られます。




まずは変色したアクリルを慎重に削り落としてリペアします。
削りすぎると光量が落ちるため、光沢面を再生する鏡面研磨を行い、デイライト本来の輝度を確保。
今回は損傷が比較的軽度だったため、5mm未満の切削で仕上げることができました。
結果として、ホワイト発光の輝度低下もなく美しく復元できています。






BMW純正LEDモジュール新品交換で輝度復活
アクリルリペア後は、BMW純正新品LEDモジュールへ交換。
点灯チェックを行うと、左右ともに均一で鮮やかなホワイト発光を取り戻しました。



ヘッドライト全体の交換となると非常に高額な修理費用になりますが、ライコウではリペア+LEDモジュール交換という形で、純正品質を維持しつつ費用を大幅に抑えることが可能です。
この修理方法は多数のBMW・MINIで施工実績があり、再発防止策まで含めたトータル対応ができるのが特徴です。
焼き付き防止と長寿命化のための対策
アクリル焼き付きは、LEDの発熱がアクリルの融点を超えることで発生します。
再発防止には、以下のような対策を組み合わせるのが効果的です。
- コーディングで「デイライトメニュー」を追加し、任意で発光OFF設定が可能にする
- デイライト輝度を「100% → 70%」へ調整し発熱を抑制
- LEDとアクリルの距離を確保して熱伝達を軽減
また、新車登録から5年未満の車両であればメーカー保証でヘッドライト交換となる場合もあります。
ただし保証外の場合は高額な出費になるため、ライコウではリペア対応により現実的な費用で修理可能です。
デイライトの変色や暗点が見られたら、早めの修理相談をおすすめします。
ヘッドライトを交換せず修理でコスト削減
今回のようにデイライト焼けによる発光不良は、ヘッドライト交換をしなくても修理で解決できるケースが多くあります。
新品交換に比べて費用を抑えつつ、純正品質の輝きを取り戻せるのがリペアの大きなメリットです。



BMWやMINIのヘッドライトトラブルは、ライコウで数多くの施工実績があります。
発光不良や変色、曇り、モジュール異常などでお困りの際は、お気軽にご相談ください。
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