BMW 5シリーズ(F10) アダプティブヘッドライト異常のトラブルをTMS交換して初期化する修理

突然不点灯になってしまった助手席側のキセノンヘッドライト

助手席側ヘッドライトのリングや眉毛部分が突然不点灯になってしまいました。
また、ヘッドライトは点灯するもののハイビームには切り替わりません。

メーターパネルやディスプレイには【 アダプティブヘッドライト異常 】や【 左フロントライト異常 】や【 ライト装置 】といった警告メッセージが出ています。

専用診断機でエラーチェックしてみると助手席側のヘッドライトに関するエラーが記録されています。

助手席側のヘッドライトドライバーモジュール ( TMS )が通信出来ていません。
ヘッドライトドライバーモジュール ( TMS )が故障しているようです。

ヘッドライト内に水分が混入し下側へ垂れたことにより下部に取り付けられているヘッドライトドライバーモジュール ( TMS )がショートして故障してしまう5シリーズ( F10 / F11 )ではあるあるのトラブルです。

今まではBMW純正品のヘッドライトドライバーモジュール ( TMS )に交換しないと直らないと思っていましたが、ライコウの5シリーズ ( F10 )で社外品のヘッドライトドライバーモジュール ( TMS )でも動作してくれることが判明したので、そちらをご紹介いたしました。

お客様自身で商品を購入し、車両へ装着されてからのご来店です。

助手席側キセノンヘッドライトのヘッドライトドライバーモジュール ( TMS )初期化や学習作業

先日ご来店時には通信不能だった助手席側のヘッドライトドライバーモジュール ( TMS )が通信しています。

社外品のヘッドライトドライバーモジュール ( TMS )が認識できています。

ただ、社外品のヘッドライトドライバーモジュール ( TMS )は認識できていても初期化や学習をしないと動作しません。

5シリーズセダン ( F10 )の助手席側ヘッドライトのリングや眉毛部分は不点灯のままでロービームは点灯するがハイビームには切り替わりません。

そこで、コーディングで使ってるシステムを活用して助手席側のヘッドライトドライバーモジュール ( TMS )を初期化します。
それから専用診断機で助手席側のヘッドライトドライバーモジュール ( TMS )を学習します。

コーディングシステムと専用診断機の合わせ技で超短時間修理です。
作業に要する時間は10分程度で完了します。

無事に助手席側ヘッドライトのリングや眉毛部分が点灯(^_-)-☆

ヘッドライトはロービームもハイビームも点灯します。

一通りのヘッドライト動作をチェックして問題が無いことを確認できました。

当然ですが車両から警告メッセージが無くなりました。

助手席側のキセノンヘッドライトは復活してくれました(^^)/

車検まで僅かって時に突然のヘッドライト不点灯というトラブルでしたが、無事間に合ってくれました。