アクティブステアリングの動作不良で多数のエラーが出てしまっているおクルマ。
ECUを中古パーツで交換されプログラミングの依頼でご来店いただきました。
現車を見ながら適切な作業を行ない、プログラミングまではせずに修理できました。
したがって当初提示していた修理金額よりも抑えることができました。
ライコウでは新たな不具合ネタでしたが無事に機能が復活出来て良かったです。
車両情報
車種 | BMW 5シリーズツーリング ( F11 ) LCI 523i |
初年度登録 | 2013年 |
都道府県 | 神奈川県 |
車両ECUを中古パーツへ交換後に初期化や学習を行なう修理作業
アクティブステアリング動作不良で多数のエラー
アクティブステアリングの動作不良が発生したため、中古パーツでアクティブステアリングのECUを交換されてからのご来店です。
ご来店時はメーターパネルやディスプレイには多数のエラーが表示されています。
専用診断機【 ISTA】で診断してみてもエラーが記録されています。
ECUの初期化やプログラミングなど想定できる作業を車両の状況を確認しながら行なっていきます。
アクティブステアリングの初期化や学習を行なう修理
まずは、アクティブステアリングのECUのコーディング領域を確認してみますと、車両は認識できているようです。
とりあえずコーディング領域を初期化してみました。
これで車両に適したコーディング内容へと初期化されましたが、エラー表示は依然変わず出続けています。
次は、専用診断機【 ISTA 】でアクティブステアリングのセットアップを行ないます。
専用診断機【 ISTA 】の指示に従いながら作業を進めます。
ディーラーが行なっている修理作業と同じで、ここは専用診断機【 ISTA 】の言いなり状態で作業を進めます。
専用診断機【 ISTA 】に言われるがまま作業を進めてアクティブステアリングのセットアップが完了しました。
すると、メーターパネルやディスプレイに表示していた多数のエラーが消えて無くなりました。
専用診断機【 ISTA 】によるエラーチェックでもエラーは無くなっています。
それから、スリープに入れたり、試走を行なって動作をチェックしてみましたが、エラーが出ることはありません。
アクティブステアリングの機能が復活してくれました(^^)/
これで修理完了です。
作業時間は1時間程度で済み、早めに問題解決してくれました。
中古パーツへの交換だとディーラーは一切面倒を見てくれませんので、弊社のようなショップでないと修理作業ができません。
今回、ライコウでは新たな症状の修理案件でしたので、修理手法を色々と想定していました。
想定範囲内での修理完了でしたが、良い経験をさせていただけました。