BMW 5シリーズ(G30)｜低ダスト化＆美観維持の徹底ブレーキメンテナンス

摩耗が進んだ純正リアブレーキを高性能パーツでリフレッシュ

今回のご相談内容は、リアブレーキディスクローターとブレーキパッドの摩耗。
BMW純正ブレーキは制動力は高いものの、ブレーキダストの発生量が多く、特に欧州車オーナー様の共通の悩みでもあります。

📷 摩耗が進みリアブレーキパッドの警告メッセージ

そこで今回は、制動性能とダストの低減を両立する DIXCEL製 PDタイプディスクローター と 低ダスト仕様のType-Mブレーキパッド をご提案・装着しました。

📷 DIXCEL製 PDタイプディスクローター

📷 DIXCEL Type-M低ダストブレーキパッド

このDIXCEL製のPDローターは、純正同等の形状ながら耐熱性と制動力が優れており、街乗りから高速道路まで安定したブレーキフィールを実現します。
Type-Mパッドは摩耗粉（ダスト）の発生を大幅に抑えつつ、コントロール性も確保。輸入車のホイール汚れに悩まされていたオーナー様にとって理想的な選択です。

📷 リアブレーキディスクローターとブレーキパッドを交換

ブレーキパッドセンサーも同時交換で安心

ブレーキパッド交換の際には、パッド残量をモニタリングする ブレーキパッドセンサー も同時に新品へ。
BMWの場合、摩耗センサーが一定ラインを越えると警告灯が点灯し、ドライバーに交換時期を知らせてくれますが、センサー自体も消耗品ですので交換は必須です。

専用診断機でのリセット作業

さらに重要なのが、ブレーキパッドとパッドセンサーを新品に交換した後、専用診断機でのリセット作業です。
BMWの場合、ブレーキパッド摩耗を車両が自動で監視しており、交換後に正しい残量をコンピューターに登録し直さないと、警告灯が消えないままになります。
ライコウでは、作業後にBMW専用診断機を用いて正確にリセット作業を行い、メンテナンス履歴も最新状態に更新していますので、安心してお乗りいただけます。

📷 専用診断機でのリセット作業

ホイール脱着時にファイアボール製クリーナーで徹底洗浄

ライコウではブレーキ交換と同時に アルミホイール裏側の洗浄 もおすすめしています。
ブレーキダストでホイール裏が真っ黒に汚れている車両がほとんどですが、外したタイミングだからこそ徹底洗浄が可能です。

今回はファイアボール製の高性能ホイールクリーナーと専用ブラシを使用し、ホイールの隅々まで手作業で汚れを除去。

📷 アルミホイール裏側の洗浄