
BMW 8シリーズカブリオレ(G14)に純正空気圧センサー(RDC)を後付装着し、各タイヤの空気圧をリアルタイムで数値表示できるようにしました。
これにより従来の不正確な「タイヤ空気圧警告」から脱却し、安全性と利便性が向上。
RDCは信頼性が高く、タイヤ空気圧を数値で確認できる安心カスタムです。
車両情報
車種 | BMW 8シリーズカブリオレ ( G14 ) M850i |
初年度登録 | 2018年 |
都道府県 | 滋賀県 |
作業内容
純正空気圧センサー(RDC)の後付装着
【作業内容】純正空気圧センサー(RDC)の後付装着
今回のご依頼は、純正の空気圧センサー(RDC)を後付装着するという内容です。
空気圧センサーが非装備の車両では、iDriveのメニュー内が【タイヤ空気圧警告】という項目になっており、左右のタイヤ回転数の違いから空気圧異常を検知する仕組みとなっています。
しかしながら、この方法では実際の空気圧がどれだけ低下しているかの具体的な数値までは把握できません。
さらに、パンクやスローパンクチャーに対する早期の異常検知ができないため、安全性の面で大きなリスクを抱えることになります。
【信頼性向上】タイヤ空気圧警告から空気圧モニター機能へ進化
今回の作業では、タイヤ交換のタイミングでBMW純正の空気圧センサー(RDC)を4本のアルミホイールに組み込み、センサーが発信する信号を車両側で正しく認識できるようコーディングを実施しました。




これにより、iDrive画面内にて【空気圧モニター】のメニューが表示され、各タイヤの空気圧がリアルタイムに数値で表示されるようになります。








空気圧の視覚化は走行中の安心感にも直結し、万が一の異常時にもドライバーが素早く対応できる環境が整います。




特に長距離走行や高速道路での運転が多い方には必須とも言える装備です。
【純正RDC装着のメリットと注意点】
純正RDC装着によるメリット
- 4輪すべての空気圧をリアルタイムで数値表示
- パンクや空気圧低下を早期に検知可能
- BMW純正部品を使用しているため、信頼性が高く診断機にも正しく反映
- 将来的な車検にも安心対応
装着時の注意点
・一部のグレード・仕様では標準装備されていないため、未装着のままでは【空気圧警告】のみでの運用になります。
・タイヤ交換時などには、センサー付きのホイールであることを整備工場に伝える必要があります。
【まとめ】RDC後付装着で、愛車の安全性と利便性をグレードアップ
BMW 8シリーズカブリオレ(G14)のような高性能車こそ、安全性に直結するタイヤ空気圧管理は万全にしておくべきポイントです。

今回の作業では、見た目を一切損なうことなく、純正部品と純正機能の範囲内でアップグレードを実現しています。
ライコウでは、お車の使用状況やご希望に合わせた最適なカスタム提案を心がけております。
BMWやMINIのことでお困りごとがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。