
BMW F11 ターンインジケーター異常でウインカー不点灯を修理。TMS交換とヘッドライト水分混入対策コーキングを行ないました。


車両情報
| 車種 | BMW 5シリーズツーリング(F11) 523i |
| 初年度登録 | 2011年 |
| 都道府県 | 神奈川県 |
BMW 5シリーズツーリング(F11) 助手席側ウインカー不点灯修理 & ヘッドライト水分混入対策
神奈川県内からご来店いただきました。
お付き合いのある工場様からのご紹介とのことで、誠にありがとうございます。
助手席側ヘッドライト内部へ大量の水分が混入しており、
- コーナリングライト異常
- 左ターンインジケーター異常
- スモールライト/デイライト異常
- ヘッドライト光軸調節異常
といった複数のエラーが表示され、ウインカーは完全に不点灯の状態でした。







BMW 5シリーズ(F10/F11)は、
・前期/後期(LCI)
・キセノン/LEDヘッドライト
といった仕様の違いにより、制御方式や不具合の出方が異なるのが特徴です。
今回の前期型キセノンヘッドライト車では、ウインカーはLED仕様で、ヘッドライトドライバーモジュール(TMS)が制御しています。
BMW F11 ターンインジケーター異常の症状とエラー内容から、水分混入によるTMS故障の可能性が高いと判断しました。
ヘッドライトドライバーモジュール(TMS)の状態確認
ヘッドライトを車両から取り外し、TMSを取り出して確認すると、端子部分に明らかな腐食が進行していました。



この状態では、
- LEDウインカー不点灯
- 複数の灯火系エラー発生
といった症状が同時に発生するケースが多く見られます。
なお、TMSは純正新品だと10万円前後になるため、今回はコストを抑える目的で社外ヘッドライトドライバーモジュール(TMS)をご提案しました。
TMS交換後は「学習作業」が必須です
TMSは交換するだけでは正常に動作しません。
専用診断機(ISTA)を使用した学習作業・初期化作業が必須となります。


当店では、
- TMS学習作業
- コーナリングライト動作確認
- アダプティブヘッドライト動作確認
を手順通り実施し、すべて正常に作動することを確認しています。


結果として、ヘッドライト本体には致命的なダメージはなく、TMS交換のみで修理が完了しました。
再発防止|ヘッドライト水分混入対策コーキング
今回のトラブルの根本原因は水分混入です。
これまでの作業経験から、BMW 5シリーズ(F10/F11)の水分混入はウインカー周辺のレンズと本体の合わせ目で発生するケースが非常に多い印象です。
経年劣化などにより、コーキング部にわずかな隙間が生じ、雨水や洗車時の水分が内部へ侵入していると推測されます。
今回は、
- ウインカー周辺を重点的に
- 見た目を損なわないよう配慮しながら
- 必要十分な範囲で
丁寧にコーキング処理を行ない、再発防止対策を実施しました。



修理完了・動作確認
ウインカー・ハイビーム・コーナリングライトすべてが正常復帰し、水分混入対策も完了したことで、お客様にも大変喜んでいただけました。



BMW 5シリーズ(F10/F11)は、ヘッドライト内部の水分混入がきっかけで高額修理につながるケースも少なくありません。
早期対応により、部品交換点数を最小限に抑えられる場合もあります。
BMW 5シリーズ(F10/F11) ヘッドライト修理事例
BMW 5シリーズ(F10/F11)のヘッドライト修理・メンテナンス事例は、過去のブログでも多数ご紹介しています。
▶ ヘッドライト修理事例一覧
https://raikopower.com/?post_type=post&category_name=headlight_repair-maintenance&s=F10%20or%20F11
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