BMW F20 フロントカメラ装着!純正モニターで死角を解消

BMW 1シリーズ F20 フロントカメラを後付装着。a/tack製AVインターフェースで純正モニター表示を実現し、広角カメラによって狭い交差点も安心。

BMW 1シリーズハッチバック(F20) LCI 118i
BMW 1シリーズハッチバック(F20) LCI 118i

車両情報

車種BMW 1シリーズハッチバック(F20) LCI 118i
初年度登録2018年
都道府県神奈川県

フロントカメラ装着の目的と選定理由

神奈川県内からご来店いただいたお客様のBMW 1シリーズハッチバック(F20・LCI・2018年式)に、広角タイプのフロントカメラを後付装着しました。
F20はコンパクトボディながらフロントノーズの高さがあるため、特に住宅街や立体駐車場、狭い交差点などでは前方の見通しが悪く、運転席から路面直近を確認することが困難です。そうした状況を改善するために、純正モニターへ映像表示できる広角フロントカメラシステムをご提案しました。

今回採用したのは、水平約194度×垂直約142度の視野角を誇る超広角ミニボールカメラ(社外新品)。カメラ本体は小型ながら高解像度タイプで、昼夜を問わず明るくクリアな映像を映し出します。加えて、BMWのフロントデザインに合わせた一体感を意識した取付を行なっています。

BMW F20 フロントカメラ装着

装着位置はキドニーグリルの中央。純正バンパーに小さな穴を開けてカメラを埋め込み、違和感のない仕上がりに。装着後はカメラ本体が、まるで純正装備のようなルックスに仕上がっています。

純正装備のようなルックス

見た目の美しさだけでなく、映像の見やすさと安全性の両立を実現しています。

BMW F20へのインストール手順と施工ポイント

今回のBMW F20はLCIモデルで、純正ナビゲーションは第6世代ヘッドユニットを搭載。純正システムに映像入力を追加するためには、AVインターフェースの組み込みが必須です。
ここで使用したのが、a/tack製の第5世代/第6世代用AVインターフェース「AT-VEM6000HU」。純正モニターへ社外映像ソースを割り込み表示させるための専用機器で、信号品質や安定性に優れた実績ある製品です。

カメラ電源は、エンジン始動とともに自動で起動。
スイッチ操作で簡単にカメラ映像へ切り替え可能にしています。

スイッチ操作で簡単にカメラ映像へ切り替え可能

施工時には車両のCAN通信を妨げないように注意が必要です。BMW・MINIの電子制御システムは非常に繊細で、配線の取り回しや接続ポイントを誤ると誤作動やバッテリー上がりの原因となることがあります。

AVインターフェース設置後は、フロントカメラ映像にスイッチ操作で映像を呼び出せるよう設定しています。
a/tack製品は信号遅延が少なく、カメラ切替時にも映像のブラックアウトが発生しない点が大きなメリットです。

a/tack製AVインターフェース(AT-VEM6000HU)商品ページ
👉 https://www.a-tack.net/products/expand/at_vem6000hu/

また、施工の仕上がりにおいても細部まで配慮。
車両診断機(ISTA)でエラーコードの有無をチェックし、システム異常がないことを確認して作業完了です。

AVインターフェース連携と実際の映像表示

完成後のモニター表示では、フロントカメラ映像が純正ナビ画面上に高解像度で出力されます。

フロントカメラ映像が純正ナビ画面上に高解像度で出力

フロントバンパー直前の死角にある縁石や段差、ポールなどもはっきりと確認でき、交差点での出会い頭事故防止にも大きく貢献。特に、左右が壁に囲まれた駐車場の出口では、従来見えなかった左右の通行人や車両を安全に確認できるようになりました。

フロントバンパー直前の死角にある縁石や段差、ポールなどもはっきりと確認
フロントバンパー直前の死角にある縁石や段差、ポールなどもはっきりと確認
左右が壁に囲まれた駐車場の出口では、従来見えなかった左右の通行人や車両を安全に確認できる
左右が壁に囲まれた駐車場の出口では、従来見えなかった左右の通行人や車両を安全に確認できる

広角レンズならではの高い視野角により、カメラ1台で左右180度以上をカバー。映像の歪み補正も良好で、実際の距離感がつかみやすい自然な映像となっています。
また、暗所でも十分な明るさを確保しており、夜間や地下駐車場でも視認性は抜群。お客様にも実際にモニターで映像を確認していただき、仕上がりに非常に満足されていました。

今回のようにa/tack製AVインターフェースを併用することで、既存の純正ナビモニターを最大限に活用できる点が魅力です。後付モニターを追加する必要がなく、車内デザインを損なわないため、純正風の自然なカスタムとして人気があります。
さらに、同AVインターフェースは地デジチューナー、DVDプレーヤー、HDMI入力などの拡張にも対応しており、将来的な拡張性も十分。フロントカメラ装着を皮切りに、複数の外部映像機器を一元管理することも可能です。

ライコウでは、車両構造を熟知したスタッフが配線の取り回しやカメラ位置を綿密に設計し、機能面と見た目の両方で満足いただける仕上がりを心掛けています。
施工事例は以下でも多数紹介していますので、併せてご覧ください。

👉 社外フロントカメラ装着事例ブログ一覧

まとめ

BMW 1シリーズ(F20)は運転しやすいコンパクトモデルですが、フロントノーズの死角は意外と多いもの。今回の広角フロントカメラ装着により、狭い交差点や出入口での安心感が格段にアップしました。
純正モニターに映像を映し出すためのAVインターフェース「AT-VEM6000HU」を組み合わせることで、デザインを崩さず安全性を高めることができます。

見た目も機能もスマートに向上させたい方に、ライコウのフロントカメラ施工はおすすめです。