
BMW 3シリーズ モニター修理と地図更新を承りました。気泡トラブルを純正中古モニターへ交換し、純正ナビNBT NEXTを2025年最新版へ更新しました。


車両情報
車種 | BMW 3シリーズセダン(F30) 320d |
初年度登録 | 2014年 |
都道府県 | 埼玉県 |
BMW純正中古モニターへの交換修理
埼玉県からご来店いただいたBMW 3シリーズセダン(F30・2014年式 前期)にて、純正モニターの修理対応を行ないました。
今回のご相談内容は「画面に気泡が入り見づらい」という症状。


具体的には、表面ガラスと液晶の間に気泡が発生し、地図表示やバックカメラの映像が霞んでしまう状態でした。
このトラブルはF系BMWで広く発生している既知の不具合で、特に1シリーズ(F20)、2シリーズ(F22/F23/F87)、3シリーズ(F30/F31/F34/F80)、4シリーズ(F32/F33/F36/F82)などで多く報告されています。
原因は、夏場の猛暑などでモニター内部が高温になり、ガラスと液晶を接着している層が劣化して剥離してしまうことにあります。
こうなると基本的に修復は難しく、モニター交換が必須となります。
新品のBMW純正モニターを使用すると部品代だけで約45万円と非常に高額になってしまいます。
ライコウではコストを抑えるために、BMW純正中古モニターをご用意。


事前にお客様の車台番号を確認し、適合する部品を選定して交換しています。
今回も適合確認を行なったうえで、純正中古モニターへ交換しました。
施工後は気泡のないクリアな画面となり、地図やバックカメラの映像も鮮明に表示されるようになりました。




中古品でもライコウが選定する部品は高品質なものに限定していますので、安心してご利用いただけます。
👉 関連ブログ: BMWモニター修理事例はこちら
純正ナビの地図更新(NBT NEXT)
併せてご依頼いただいたのが純正ナビの地図データ更新です。
今回の車両には第3世代ヘッドユニット「NBT NEXT」が搭載されています。
このユニットではBMW正規認証コードを用いて地図データを更新する仕組みとなっており、ライコウでは正規手順に基づいて作業を行ないます。

施工前は2020年版の地図データがインストールされていましたが、今回の作業で最新の2025年版へアップデートしました。




ナビゲーションの精度を維持するためには最新地図が欠かせません。
古い地図では新しく開通した道路や高速インターチェンジが反映されず、適切な経路案内ができなくなります。
とくに郊外や都市近郊での新道開通は多く、最新の地図データがないとドライブの快適性を大きく損ないます。
更新作業時間はおおよそ1時間程度。お客様には待合スペースでお待ちいただいている間にアップデートが完了しました。
これで最新の道路事情に対応した快適なナビゲーションをご利用いただけます。
👉 関連ブログ: BMW/MINI純正ナビの地図更新について