
BMW F87 M2 AppleCarPlayを認証コード方式で有効化。フルスクリーン表示も有効化して地図アプリや音楽アプリを画面タッチ操作。


車両情報
車種 | BMW 2シリーズクーペ(F87) LCI M2 |
初年度登録 | 2021年 |
都道府県 | 滋賀県 |
BMW M2(F87)へ純正AppleCarPlayを認証コード方式で有効化
滋賀県内からご来店いただいたBMW 2シリーズクーペ M2(F87 LCI)。
今回は純正AppleCarPlayの有効化をご依頼いただきました。
F系BMWでは、ディーラーで提供されているBMWコネクテッドストアからCarPlay機能を購入することができません。そのため、別の方法で有効化する必要があります。
ライコウでは、BMW純正のWifiアンテナをヘッドユニットへ装着し、専用ツールを用いて認証コード方式によるAppleCarPlay有効化を行っています。
BMW車両ではAppleCarPlayをワイヤレス接続で使用するため、このWifiアンテナの装着は必須です。



施工後はiPhoneを接続するだけで、地図アプリや音楽アプリを純正モニターで操作可能に。
操作はタッチスクリーンやiDriveコントローラーで行え、まるで純正装備のような仕上がりとなります。
AppleCarPlayをフルスクリーン表示にコーディング
今回のM2は2021年登録車両のため、標準でフルスクリーン表示されると思いきや、実際には2/3画面の分割表示でした。


HMIバージョン(ナビシステムの制御ソフトウェア)は条件を満たしていたため、専用コーディングを実施しフルスクリーン表示を有効化しました。




これにより、ナビ画面全体を使ったAppleCarPlay表示が可能となり、地図アプリや動画アプリなどの視認性が大幅に向上。
ワイドモニターを最大限に活用できる仕様となりました。
プログラミング後の再施工にも柔軟対応|安心のアフターフォロー
AppleCarPlayを認証コード方式で有効化した場合、ディーラーでプログラミング作業が行われると、まれに機能が無効化され、ナビ画面が停止してしまうケースがあります。
ライコウではそのような場合でもご安心ください。
初回の再施工は無償で復旧対応しております。
また、事前にプログラミング実施が分かっている場合は、CarPlayを一時的に無効化する処理も可能です。
お客様の状況に合わせた柔軟なサポート体制を整え、長期的に安心してお使いいただけるよう対応しています。
AppleCarPlay有効化の施工事例は多数ございますので、以下のリンクからもご覧ください。
👉 AppleCarPlay有効化の施工事例はこちら
Androidスクリーンミラーリング機能も同時有効化
今回はAppleCarPlayに加えて、Android端末のミラーリング機能も有効化しました。
Android端末の画面を純正ディスプレイに映し出すことで、スマートフォン内のナビアプリや動画アプリを活用できます。



ライコウではファーウェイ製タブレットを用いて動作チェックを行っており、国内メーカー製よりも海外製端末の方が接続安定性が高い傾向にあります。
AndroidミラーリングはHDMI入力とは異なり、車両側のソフトウェア的な設定によって動作させるもので、配線加工を行わずに自然な形で利用可能です。
専門知識と専用ツールによる確実な施工
AppleCarPlayやAndroidミラーリングの有効化には、ディーラー診断機では対応できない特別なツールが必要です。
ライコウでは専用ツールを使用して安全にコーディング・認証処理を実施しています。
施工前後にはBMW専用診断機「ISTA」でエラーチェックを行い、万全の状態で納車。
ソフトウェア的な施工でありながら、再現性と安定性を重視した施工を徹底しています。