BMW G31 車検整備とクーラント漏れ修理・オイル交換・ドライアイス洗浄・コーティング施工まで一括メンテナンス

BMW G31 車検整備にあわせて、クーラントリザーブタンク液漏れ修理、エンジンオイル・ブレーキフルード・エアコンフィルター交換、ドライアイス洗浄、セラミックコーティング施工まで総合メンテナンスを行ないました。

車両情報

車種BMW 5シリーズツーリング(G31) 523i
初年度登録2017年
都道府県滋賀県

クーラントリザーブタンク液漏れ修理

車検整備の際にクーラントの減りが早いとのご相談をいただき、点検したところクーラントリザーブタンクからの液漏れを確認しました。
長年の熱や圧力により樹脂製タンクの劣化が進み、クラックが入ってわずかに滲んでいました。

クーラントリザーブタンク液漏れ
クーラントリザーブタンク液漏れ

BMWではこのようなクーラント漏れのトラブルが比較的多く、定期点検時に早めの交換を推奨しています。
今回はBMW純正新品のクーラントリザーブタンクに交換し、クーラントを補充・エア抜きまで確実に実施しました。

BMW純正新品のクーラントリザーブタンクに交換
BMW純正新品のクーラントリザーブタンクに交換
BMW純正新品のクーラントリザーブタンクに交換

交換後は冷却システムの圧力テストを行ない、漏れや圧力低下がないことを確認して作業完了。
クーラント警告の点灯リスクを防ぎ、エンジン本来の冷却性能を取り戻しました。

エンジンオイル&オイルエレメント交換

続いてエンジンオイルおよびオイルエレメントを交換しました。
オイルにはFUCHS(フックス)製 TITAN GT1 FLEX C23 SAE 5W-30を採用。
このオイルはBMW LONGLIFE-04承認を取得しており、欧州車特有の高温運転や長距離走行にも対応する高品質オイルです。

FUCHS(フックス)製 TITAN GT1 FLEX C23 SAE 5W-30
オイルフィルターはMANNFILTER製を使用

同時にオイルフィルターはMANNFILTER製を使用。BMWやMINIの純正指定サプライヤーとして信頼性が高く、細かい不純物まで確実にキャッチします。

オイル交換はエンジン寿命を左右する重要メンテナンス
専用診断機(ISTA)でエンジンオイルのリセット作業

オイル交換はエンジン寿命を左右する重要メンテナンス。
高品質なオイルとフィルターを組み合わせることで、静粛性とレスポンスの両立を実現しました。

👉 FUCHS製エンジンオイルの詳細はこちら
👉 過去のオイル交換事例はこちら

ブレーキフルード交換

次にブレーキフルード交換です。
ブレーキフルードは吸湿性が高いため、使用期間が長くなると沸点が下がり、制動力の低下やABS作動時のトラブルにつながります。

ライコウではATE製ブレーキ圧送機(FB-30SR)を使用して圧送交換を実施。
各キャリパーのエア抜きも確実に行ない、ブレーキペダルの踏み応えをしっかりと確保しました。

ATE製ブレーキ圧送機(FB-30SR)を使用して圧送交換

ブレーキフルード交換は車検時の基本整備項目ですが、圧送機による施工でより安定した性能を発揮します。
定期交換により、安全性とフィーリングを維持できます。

専用診断機(ISTA)でブレーキフルードのリセット作業

エアコンフィルター交換

続いてエアコンフィルターを交換しました。
採用したのはBELLOF製 CFBM012(輸入車用ナノAgキャビンフィルター)
ナノAg(銀イオン)を採用した高性能5層構造フィルターで、標準フィルターよりも格段に高い集塵・抗菌性能を誇ります。

BELLOF製 CFBM012(輸入車用ナノAgキャビンフィルター)

特長は以下のとおりです:
・PM2.5・花粉・黄砂・カビ胞子を強力ブロック
・ナノAg殺菌不織布で細菌の繁殖を抑制
・消臭・抗ウイルス効果で快適な車内環境を維持

エアコンフィルター交換

エアコンフィルターは1年または1万kmごとの交換が理想。
長期間放置すると臭いや風量低下の原因となります。

👉 ベロフ製エアコンフィルターの詳細はこちら

ドライアイス洗浄でブレーキダスト除去

ブレーキキャリパーやホイール内側に蓄積したブレーキダストをドライアイス洗浄で除去しました。
この施工では水や薬剤を一切使用せず、マイナス78℃のドライアイス粒子を高圧噴射して汚れを瞬時に剥離します。

ドライアイス洗浄
ドライアイス洗浄

金属パーツを傷めることなく汚れを落とせるのが最大のメリット。
特に欧州車はブレーキダストが多く発生するため、定期的なドライアイス洗浄で足回りを清潔に保つことが大切です。

ブレーキダスト除去
ブレーキダスト除去

👉 過去のドライアイス洗浄事例はこちら

BMW G31 車検整備で安心の走行を確保

今回は車検整備もあわせて実施。
法定点検項目に加え、ブレーキやサスペンション、電装系、エンジン診断までBMW専用診断機「ISTA」を使用してチェックしました。

BMW G31 車検整備

ライコウでは2025年より車検整備も正式に受付を開始。

ライコウでは2025年より車検整備も正式に受付を開始

消耗品の交換時期やエラーログも確認し、必要に応じて再プログラミングまで対応可能。
ご希望に応じて追加カスタムやコーディングも同時施工できます。

👉 過去の車検整備事例はこちら

セラミックコーティング施工(FIREBALL SILLA)

最後にボディコーティングを施工しました。
今回はFIREBALL製セラミックコーティング「SILLA」を採用。
耐久性・撥水性・光沢のバランスに優れたセラミック系ガラスコーティング剤です。

施工前にボディ全体の洗浄・鉄粉除去を行ない、飛び石や小傷をタッチアップ。
その後、ポリッシャーを用いてボディ表面を磨き上げ、LEDライトを照射しながら塗装肌を整えました。

ポリッシャーを用いてボディ表面を磨き上げ
ポリッシャーを用いてボディ表面を磨き上げ

下地が整った状態でコーティングを塗布することで、深い艶と滑らかな手触りを実現。
さらにトップコートを重ねることで撥水性が高まり、汚れや紫外線からボディを長期間保護します。

セラミックコーティング施工(FIREBALL SILLA)
セラミックコーティング施工(FIREBALL SILLA)

👉 FIREBALL製コーティング剤の詳細はこちら

まとめ

BMW 5シリーズツーリング(G31)は高い走行性能を持つ一方で、定期メンテナンスが車両状態維持に直結します。
今回は車検整備を機に、冷却・潤滑・制動・空調・外装すべてを総点検。

ライコウではBMW/MINI専門店ならではの設備・診断機を活かし、
整備+カスタム+コーティングまで一括対応が可能です。
G31の車検整備やメンテナンスをご検討の方は、お気軽にご相談ください。