ハイビームアシストは走行中に周囲の明るさや他車両を認識してハイビームとロービームを自動切替てくれる機能です。
G型以降のBMWでは標準装備となっているのですが、日本仕様のF型へは装備がありません。
そこで、ハイビームアシストスイッチを取り付けてコーディングでハイビームアシスト機能を動作させます。
本来持っている潜在能力を引き出すことで愛車は進化します。
車両情報
車種 | BMW 2シリーズクーペ ( F87 ) LCI M2 |
初年度登録 | 2021年 |
都道府県 | 滋賀県 |
純正ハイビームアシストスイッチ付ステアリングコラム後付装着
純正ハイビームアシストでオートハイビーム
ハイビームアシストとは、先行車または対向車や周囲の明るさなどに応じ、自動的に上向きと下向きを切り替えます。
しかし、日本仕様の欧州車ではハイビームアシスト機能が封印されてしまっております。
ハイビームアシスト機能の封印を解くためには、コラムスイッチ交換作業とコーディング施工が必要になります。
純正ハイビームアシストスイッチ付ステアリングコラム取り付け
ウインカーレバーの先端にハイビームアシストスイッチが備わったステアリングコラムへ交換します。
そして、ハイビームアシスト機能が動作するように車両コンピューターの設定を変更します。
純正ハイビームアシスト機能の動作チェック
ライトポジションが【AUTO】でヘッドライト点灯時に、ウインカーレバー横のハイビームアシストスイッチを押すことにより、ハイビームアシスト機能が有効になります。
ハイビームアシストスイッチを押してハイビームアシスト機能を動作させます。
するとメーターパネル内にハイビームアシストのアイコンが点灯します。
フロントウインドウ上部のカメラにて周囲の明るさや車両の状況に応じてロービームとハイビームを自動切替します。
標準設定だとハイビームアシスト機能を体感しづらいので、ハイビームアシスト機能が動作する速度や感度を変更させていただきました。
コーディング施工
コーディングとは・・・
愛車を自分仕様へと変身させることができるのがコーディングです。
コーディングによって、使い勝手の悪さを改善したり、製造年月での仕様の違いやグレード&装備の違いなどによって封印されている機能を呼び起こすことができます。
エンジン始動時にアイドリングストップのオフ設定
アイドリングストップがオフの状態でエンジン始動します。
標準仕様はアイドリングストップがオンの状態でエンジン始動します。
アイドリングストップのスイッチを押すことでオンにできます。
コーディングでのご留意事項
車両のコンピューターには、プログラムファイルや設定ファイルなどがインストールされており、コーディングは設定ファイルの中身を変更します。
したがいまして、設定ファイルに存在している項目のみが変更できるため、存在しない項目については変更できません。コーディングではプログラムファイルは変更できない為、コーディングによって何でも機能が実現できるわけではありません。