BMW R1250RS デイライト発光コーディング

2019年 BMW R1250RS デイライトを有効化。照度センサー連動で自動切替可能に。はるばる宮城県からご来店いただきました。

BMW MOTORRAD R1250RS(K54)
BMW MOTORRAD R1250RS(K54)

車両情報

車種BMW MOTORRAD R1250RS(K54)
初年度登録2019年
都道府県宮城県

BMW R1250RS(K54)へオートマチックデイライトを有効化

今回ご紹介するのは、2019年式のBMW Motorrad R1250RS(型式K54)に対して行った「オートマチックデイライト有効化」の作業です。
宮城県からわざわざ当店までご来店いただきました。
BMW Motorradの日本仕様では、2023年モデルからオートマチックデイライトが標準機能として装備されています。
しかし、それ以前のモデルにも実は同じプログラムが組み込まれており、単に日本仕様向けに「オフ」に設定されているだけです。
つまり、専用ツールを使用すれば2019年式でもオートマチックデイライトを利用できるのです。

今回の施工では、RAIKO専用のコーディングツールを用いて設定を「オン」に変更しました。
その結果、液晶メーターパネル内に新たに「オートマチックデイライト」の項目が出現し、ライダーが任意で機能を切り替えられるようになりました。

液晶メーターパネル内に新たに「オートマチックデイライト」の項目が出現

この設定を行うことで、ヘッドライトの常時点灯ではなく、周囲の明るさに応じてデイライトとヘッドライトが自動で切り替わる便利な機能が実現します。

BMW R1250RS デイライト発光

見た目のスタイリッシュさに加え、バッテリー負担やライト寿命の延長といった副次的なメリットも期待できます。

液晶メーターパネルと照度センサーによる自動制御

R1250RSの液晶メーターパネルには、すでに照度センサーが内蔵されています。
このセンサーが周囲の明るさを検知し、日中の明るい環境ではヘッドライトを消灯してデイライトを点灯、夜間やトンネル走行時など暗い環境では自動的にヘッドライトを点灯させます。
つまり、ライダーはライト操作の煩わしさから解放され、常に最適な発光状態で走行できるのです。
特にツーリング時には、トンネルや街灯の少ない道路でも自動的にライトが切り替わるため、安全性が大きく向上します。

施工後のメーターパネルには「オートマチックデイライト」の設定項目が追加され、メニュー画面から簡単にオン・オフを切り替え可能です。
必要に応じて従来通りヘッドライトを常時点灯させることもできますので、使用環境に応じた柔軟な選択肢を持つことができます。

コーディング施工の注意点とライコウの対応

今回の施工は、ディーラーの診断機では設定変更ができない項目です。
そのため、RAIKOが導入している専用コーディングツールを使用し、車両内部のプログラムを安全に書き換える必要があります。
また、BMW/MINI専用診断機「ISTA」でエラーチェックを実施し、施工後に警告や不具合が残らないことを確認して納車しています。

注意点として、ディーラーでプログラミング作業(ソフトウェア更新)を受けた際には、今回の設定が元に戻る可能性があります。
その場合は初回に限り無償で再施工いたしますので安心してご利用いただけます。

ライコウでは、BMWおよびMINI車両のコーディングに加えて、BMW Motorradのバイクに対しても豊富な施工実績を積み重ねています。
今回のような「R1250RS デイライト」機能の追加をはじめ、便利機能の有効化やメーター設定変更など幅広く対応可能です。

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