
京都府からBMW X1(F48)xDrive18d Mスポーツにご来店いただきました。以前ライコウでコーディングを施工させていただいたお車での再来店で、今回はメーター内に表示されるF48 SOSコール異常の警告メッセージを消したいとのご依頼です。お客様によると、すでに3G通信サービスが終了しておりSOSコール自体が使える状態ではないとのことで、機能の復旧ではなく警告表示だけを非表示にする方向でコーディングを行ないました。


| 車種 | BMW X1(F48)xDrive18d Mスポーツ |
|---|---|
| 年式(初年度登録) | 2017年 |
| 来店エリア | 京都府 |
BMW X1(F48)SOSコール異常表示の非表示化コーディングを施工

お預かり時点で、車両側にもSOSコール異常が表示されていることを確認しました。走行距離は156,289kmで、2017年式のF48としてはしっかりと距離を重ねられているお車です。SOSコールは事故などの緊急時に車両からコールセンターへ通報する緊急通報システムで、異常が検知されるとメーターパネルやiDrive画面に警告メッセージが表示され続けます。運転のたびに目に入る位置に表示され続けます。
SOSコール異常が表示される主な原因

SOSコールの電源には、TCBユニットに内蔵された専用のエマージェンシーバッテリーが使われています。このバッテリーは消耗品で、経年で劣化すると警告メッセージが表示されるようになります。目安はおおむね5〜7年程度です。このほかTCBユニット自体の不良、通信エラー、電源供給不良などが原因になることもあり、ISTAで故障コードを読み出すと「エマージェンシーバッテリー:ハードウェア異常」「交換インターバルに達しています」といったエラーが記録されているケースが多く見られます。ライコウではまず診断機で車両の状態をデータとして確認し、そのうえで対処方法を判断しています。
修理とコーディング、2つの選択肢をご説明
対処方法は大きく2通りあります。ひとつはエマージェンシーバッテリーやTCBユニットをBMW純正部品へ交換する修理で、緊急通報機能そのものを復旧させる方法です。今回行なったコーディングによる警告表示の無効化で、作業時間が短く即日で対応でき、部品交換に比べて費用を抑えられます。ライコウでは診断結果をお伝えしたうえで両方のメリット・デメリットをご説明し、お客様に選んでいただいています。今回はSOSコールを使う予定がないため表示だけ消してほしいとのご希望でしたので、コーディングでの対応となりました。
E-Sysで設定変更し、施工後に警告が出ないことを確認

コーディングにはBMW・MINI専用のE-Sysを使用し、SOSコール異常の警告表示が出ないよう設定を変更しました。施工後はエンジンを再始動し、メーターパネルとiDrive画面に警告メッセージが表示されなくなったことを確認したうえで、ISTAで故障コードの状態と他システムに影響が出ていないことをチェックしてお引き渡ししています。
なお今回の施工は警告表示を抑制するもので、SOSコール機能そのものが復旧するわけではありません。施工後は緊急通報機能が使用できない状態となるため、あらためて使えるようにしたい場合はエマージェンシーバッテリーの交換が必要です。またディーラーでプログラミングや車両アップデートが実施されると設定が元に戻り、再び警告が表示される場合があります。その際の初回の再施工は無償で対応しています。安全面を最優先されたい場合は部品交換による修理をおすすめしていますので、お車の使用状況をお聞かせいただければ現実的な方法をご提案します。
まとめ
- BMW X1(F48)xDrive18d Mスポーツに、F48 SOSコール異常の警告表示を消すコーディングを施工
- SOSコール異常はTCBユニット内蔵のエマージェンシーバッテリーの劣化やTCB不良、通信エラーなどで表示される
- 対処は「部品交換による修理」と「コーディングによる警告表示の非表示化」の2通り
- コーディングは即日対応でき、部品交換に比べて費用を抑えられる
- 施工後は緊急通報機能が使用できなくなるため、機能が必要な場合はエマージェンシーバッテリーの交換を選択
BMW X1へのSOSコール異常表示の非表示化コーディングは、ライコウにお任せください。BMW・MINI専用の診断機で車両の状態を確認したうえで、修理とコーディングそれぞれの選択肢を包み隠さずご説明します。京都府をはじめ遠方からのご来店もお待ちしております。
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