
BMW X3(G01)の助手席側デイライトが点灯しないトラブルでご来店。
専用診断機では「電圧誤差外」のエラーを確認。
現車確認をもとに培った経験値で原因を絞り込み、BMW純正LEDモジュールへ交換。
3時間ほどで完全修復しエラーも消去。
BMW デイライト不具合の診断・修理はライコウにお任せください。

車両情報
車種 | BMW X3 ( G01 ) 20d |
初年度登録 | 2018年 |
都道府県 | 神奈川県 |
助手席側デイライト不具合を原因究明して修理
■ ご来店の経緯とご相談内容
神奈川県よりご来店いただいたBMW X3 (G01・20d・前期モデル)のお客様。
「助手席側のデイライト(リングライト)が点かない」というトラブルをご相談いただきました。
■ 現車確認で判明した症状
現車を確認したところ、エンジン始動時にリングライトが一瞬だけ点灯してすぐに消灯するという非常に珍しい挙動を確認しました。
📷 【不点灯状態のヘッドライト画像】


■ 専用診断機でのエラー内容
専用診断機を接続して車両のエラーコードを確認すると、
- 「デイタイムランニングライト:電圧が許容誤差外」
というエラーが記録されています。



専用診断機は、複数の故障原因が考えられるということで、原因を特定できておらず、様々な確認作業が必要だとしています。

また、メーターパネルには
- 「スモールライト/デイライト異常」
- 「フロントスモールライトおよびデイライト異常」
といった警告が表示されていました。



■ 経験値に基づく判断と対処
これまでBMWのリングライト不具合といえばチップLEDの焼損がほとんどでしたが、今回は発光はするが電気が遮断されるという異例のケース。
これまでに多数のBMW車両を扱ってきた経験から、LEDモジュールが電圧制御異常を起こしている可能性が高いと判断し、BMW純正LEDモジュールへ交換することにしました。
■ LEDモジュール交換作業の詳細
LEDモジュールはヘッドライト裏側にあるため、以下の手順で慎重に作業を進めます。
- フロントバンパーを脱着
- ヘッドライトを養生し取り外し
- LEDモジュールを交換
今回はLEDの焼損は無かったため、ヘッドライト内部のアクリル溶解は確認されなかったので、LEDモジュール交換のみで大丈夫でした。
📷 【ヘッドライト取り外し画像】

📷 【LEDモジュールの交換作業】




■ 修理結果と動作確認
LEDモジュールを交換後、エンジンを始動すると助手席側のリングライトがしっかり点灯。
さらに、記録されていたエラーメッセージもすべて消去され、完全に修理完了となりました。
📷 【正常に点灯したリングライト画像】


念のため、ウインカーやロービームなどの点灯動作も確認しています。




■ 今回の事例の特異性とライコウの対応力
通常の故障とは異なり、発光自体はするものの電圧が車両側で「異常」と判定され遮断されていた今回の不具合。
診断機だけでは判断が難しく、現車確認と豊富な事例経験があったからこそ迅速な対応が可能でした。
⏱️ 作業時間は約3時間。迅速かつ的確な対応力がライコウの強みです。

■ ご依頼時の注意点
- BMWのデイライト不具合はLEDモジュール以外にも、ヘッドライトドライバーモジュールやヘッドライト本体の不良で発生する場合もあります。
- 正確な判断には現車確認+診断機でのチェックが必要ですので、まずはご相談ください。
■ まとめ
BMW X3のデイライト不具合は、LEDモジュールの微細な電圧制御異常が原因でした。
ライコウでは、他店では対応困難な不具合も、豊富な経験と的確な診断で迅速に対応いたします。
🔧 BMWのデイライトが点かない/エラー表示が出ている…
そんな時は、ぜひライコウへご相談ください!